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| ▲一乗滝・全景
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| 一乗滝の景観と印象
福井市にある「一乗滝」は、浄教寺町地区を流れる足羽川の支流・一乗谷川に流れ落ちている。 名前のように、越前の戦国大名・朝倉氏の本拠地であった一乗谷の近くに流れ落ちている滝で、落差は12~13m程だろうか。 水は粗くて黒っぽい岩肌を流れ落ちていて、浅いながらも、はっきりとした滝壺が見られる。 落ち口が狭いので、水量が多い時には、水は末広がりの様子を現わすのかもしれない。 よく見ると、粗い岩肌の隙間を縫うようにも水が流れ落ちていて、糸を引いたように見えて味わいがある。 また、滝正面には注連縄が張られていて、ここが神域になっていることがひと目でわかる。 滝付近の説明板によると、養老元年(717)、越の泰澄大師が開山し、上流側に白山神社を祀ったと書かれている。 随分と古くから知られている滝のようだが、地域からも大切にされてきた滝なのだろう。 ところで、一乗滝は剣豪・宮本武蔵と決闘した佐々木小次郎が剣の修行を行い、秘剣・「燕返し」を会得した滝して紹介されている。 その真偽は分からないが、小次郎がここを訪れた時には、滝近くにあった朝倉氏の本拠地の一乗谷もすっかりと寂れ、今よりも随分と寂しいところであったろうと思う。 一乗滝への交通・アクセス さて、一乗滝へは、自動車の場合、福井市街方面からだと、県道5号線などから国道158号線へ進み「大野」方面へ向かう。 国道を走って行くと、「一乗谷朝倉氏遺跡・一乗滝 4km →」の案内標識があるので、その先の「天神」交差点を右折する。 一乗谷はよく知られていて、この交差点の手前にも「一乗谷・朝倉氏遺跡」の案内標識があるので、見落とすことはないと思う。 右折して少しばかりで「足羽川」を渡るので、橋を渡ってすぐの交差点を左折する。 この分岐の左手前にも「← 3km 一乗谷朝倉氏遺跡」、右奥には「← 7km 一乗滝」などの案内板があるので、それにも注意するとよい。 左折してしばらく走って行くと、JR越美北線の踏切を過ぎた先が分岐になっているので、この分岐は「鯖江」方面へ向かう右の県道18号線へ進む。 (ここにも「一乗谷・朝倉氏遺跡 1.5km →」の案内板が設置されている) 右への道を進んで行くと一乗谷で、「朝倉館跡・唐門」などが残る「朝倉氏遺跡」があるが、一乗滝へは、ここを過ぎで更に進んで行く。 一乗谷を過ぎた先辺りで、程なく「← 18km 鯖江・← 3km 一乗滝」の案内板があるので、その先の信号機のある交差点を左折する。 あとは、道なりに走って行くと、道路両側に駐車場があるが、その先にも駐車場があるので、空いているようなら先の駐車場を利用した方が滝へは近い。 |
| その他の写真 |
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| ▲付近にある「朝倉氏遺跡」 | ▲朝倉館跡・唐門 |
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| ▲朝倉氏湯殿跡庭園 | ▲駐車場にある案内板 |