沖縄県国頭村字比地にある「比地大滝」

比地大滝  沖縄県国頭村

比地大滝・全景
▲比地大滝・全景
上方部分の様子 下方部分の様子
▲上方部分の様子 ▲下方部分の様子
比地大滝 滝見台付近から見る下流側の様子
▲比地大滝 ▲滝見台付近から見る下流側の様子
比地大滝
沖縄県国頭村にある「比地大滝」は、比地地区を流れる比地川に流れ落ちている大きな滝で、滝までの道も自然がよく残っている

●景観と印象

住所
沖縄県国頭郡国頭村字比地

落差
落差 25m程度

交通
自動車の場合、名護方面からだと国道58号線を国頭村方面へ向かい、国頭村の比地川を越えた先の奥間」の交差点を右折する。
あとは案内板などに従って道なりに走って行くと、名護市役所辺りからだと40分程度、「奥間」の交差点からだと5~6分程で管理錬のあるキャンプ場の駐車場に着く。

電車やバスの場合、名護市役所からだと、付近にある琉球バス交通・「北部合同庁舎前」バス停から「奥間ビーチ入口」バス停まで45~50分ほど乗車する。
そこから徒歩20~30分程で、キャンプ場の管理錬に着く。
但し、バスの運行などについては要確認。

いずれの場合も、駐車場から30~40分程で滝前に着く。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
比地大滝の景観と印象
沖縄県国頭村にある「比地大滝」は、比地地区を流れる比地川に流れ落ちている。

よく整備された自然道を歩いて来て、この滝を遠望できた時には、少しばかりの驚きがある。
落差25m程の段瀑で、「大滝」の名前のように、県内では最も大きい滝と言われている。

はっきりとした広い滝壺をもっていて、水は凹凸のある粗い岩肌を流れ落ちている。
その様子は力強くもあり、山奥に流れ落ちる滝に相応しくも感じられる。

県内には「フンガー滝」や「ギーザバンタの滝」など、個性ある素晴らしい滝が幾つか見られるが、この比地大滝も独特の味わいが感じられる。

落差だけなら大宜味村にある「親川の滝」の方が大きいようにも思うが、比地大滝は周辺の自然もよく残していて、印象に残る。
滝までの自然道はよく整備されていて歩きやすく、滝見台にもなるように、滝前まで自然道が続いている。

広い場所はないが、滝前のやや手前辺りは少し高くなっているので、その辺りから眺めると、全体の様子もとらえることができる。

いずれにしても、比地大滝は県内でも印象に残る滝のひとつである。


比地大滝への交通・アクセス
さて、比地大滝へは、「比地大滝キャンプ場」を目指すことになるが、自動車の場合、名護方面からだと国道58号線を国頭村方面へ向かう。

大宜味村を過ぎて国頭村に入ると、やがて、比地川を越えるようになるので、川を越えた先の交差点を右折する。
橋の手前や渡った辺りには「比地大滝 1.8km →」などの案内標識があるので、見落とすことはないと思うが、この先には「道の駅・ゆいゆい国頭」があるので、そこまで行くと少し行き過ぎている。

橋を渡った先の「奥間」の交差点を右折して進んで行くと奥間川を越えるが、その先の「比地大滝 1.5km →」の案内標識があるところで道が分岐しているので、案内板に従って、この分岐を右へ入る。

あとは道なりに走って行くと、名護市役所辺りからだと40分程度、「奥間」の交差点からだと5~6分程で管理錬のあるキャンプ場の駐車場に着く。

比地大滝は、ここから遊歩道を歩いて行くが、この先からはキャンプ場の施設内になっているなので、管理錬で入場料を払ってから滝へ向かうことになる。
(料金などについては要確認)

管理錬からの遊歩道はよく整備されていて、ほどなく堰堤の横を過ぎていく。
堰堤の先で分岐があるが、ここはどちらの道を選んでも、すぐに合流するようになる。

合流してから先の道も舗装されていて、途中「川沿いコース」への分岐があるが、このコースを歩いても、程なく本コースと合流する。
ただ、このコースは沢沿いに延びているので、短い距離だが、こちらを歩いてみるのもよい。

ところで、本コースには橋のようなしっかりとした遊歩道が架けられているが、これには少しばかり驚かされる。
時折このような遊歩道のある渓谷などを見かけるが、やはり比地大滝は、県内でもよく知られた観光地になっているのだろう。

この橋のような遊歩道は、途中から地道の自然道に変わるが、やはりよく整備されているので歩きやすい。

やがて吊り橋を渡るが、この辺りの景観はよく開けているので清々しい。
橋を渡ってからの道も歩きやすく、起伏はあるが、道は階段状に整備されていて、手すりも設置されている。

また、吊り橋の先には炭焼き跡があり、近くには休憩所も建てられているので、ここで一息入れるのもよい。

ここから先の道はやや起伏があり、上がったり下ったりするが、やはり階段状に整備されているので歩きやすい。

横に見える渓流の様子も、上流に近づいているような景観になり、やがて比地の滝を遠望することができる。
滝前までも遊歩道のような道が続いているので、そのまま歩いて行くと滝間近まで行くことができる。

ここまで、管理錬から30分程で、ゆっくり歩いても40分程で滝前に着く。

途中には案内板が立てられているほか、分岐などもないので迷うようなこともなく、吊り橋までは、一部階段もあるが、ほとんど平坦といってよいほどの遊歩道が整備されている。
吊り橋から先の道は自然道の感じだが、この道もよく整備されていて歩きやすい。

比地大滝へは勾配のある坂道もあったりするが、程なく下りに変わったり、きついかなと感じる頃には休憩所があったりするので、一息入れながらゆっくりと歩いて行けばよい。

その他の写真
滝への入り口にあるキャンプ場 入り口にある案内板
▲滝への入り口にあるキャンプ場 ▲入り口にある案内板
キャンプ場の先にある堰堤 遊歩道のような自然道
▲キャンプ場の先にある堰堤 ▲遊歩道のような自然道

橋になっている遊歩道 途中に架かる吊り橋
▲橋になっている遊歩道 ▲途中に架かる吊り橋
橋から先の自然道途中にある休憩所
▲橋から先の自然道▲途中にある休憩所

休憩所からの自然道 樹木越しに見る比地大滝
▲休憩所からの自然道 ▲樹木越しに見る比地大滝
比地大滝・遠望 滝見台からの眺め
▲比地大滝・遠望 ▲滝見台からの眺め


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