![]() |
||||||||
| ▲轟ノ滝・全景
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
| 轟ノ滝の景観と印象
香川県まんのう町にある「轟ノ滝」は、山脇地区を流れる帰来川の支流に流れ落ちている。 落差18m程の段瀑で、特に大きな滝ではないが、水の流れ落ちる様子は力強く感じられる。 滝へ向かう林道入り口にある案内板によれば、「轟ノ滝」の名前は、流れ落ちる水音が轟くことから付けられたと紹介されている。 確かに、水量が多ければ、より大きな水音で、轟くように聞こえるのかもしれない。 滝前は開けているとも言えるが、斜面が多く、ゆったりとくつろげるような感じでない。 しかし、滝自体の様子がおもしろく、やや下流側の小滝までを含めると、轟ノ滝は奥行きのある滝でもあり、落差も大きい滝だと言える。 ところで、案内板によれば、滝下には不動尊を祭る行者堂があり、夏期にはキャンプ場としても最適だとも紹介されている。 だが、実際の轟ノ滝の滝下には行者堂のような建物はなく、周辺にはキャンプができるような場所もない。 案内板は古いものなので、景観はやや変わっているだろうが、どうも様子が違っている。 調べてみると、2016年頃の写真には、確かに滝の右手に行者堂のような建物、左手には不動尊の石仏が安置されている。 滝の様子も、その当時のものはゴツゴツとした大きな岩肌を水が流れ落ちてはいるが、掲載してるようなはっきりとした段瀑ではなく、上段と下段の間には比較的平らな岩盤が広がっていて、まったく違った形状をなしている。 辺りの景観も様子が違っているが、滝の落差も18m程はないようで、掲載している滝とは全く違った滝のように見える。 これには大変困惑しているが、滝までの道は間違っていないはずだし、滝への入り口となる広場からの距離や時間なども、調べていたものとほとんど同じだった。 もしかすると、この滝の更に上流部に轟ノ滝があるのかもしれないが、山道はここで終わっていて、ここから先は道らしいものはなかった。 実際には、ここから上には登っていないのではっきりしたことは言えないが、恐らく、自然の力によってこのように大きく変化したのではないかと思っている。 行者堂らしい建物の痕跡もなかったので訝しいが、滝の形や辺りの様子が違ってしまうことは時に見られることなので、この轟ノ滝もそうであるのかもしれないと思う。 また、轟の滝の下流側には小さな滝があり、この小滝は紹介されているのだが、このような特徴のある滝は、まったく紹介されていない。 掲載している滝は、山道を登ってくると必ず目に留まる滝なので、この滝が紹介されていないのも訝しくもある。 以前にこの滝を訪れていたなら、はっきりとしたことが言えるのだが、多分、これが現在の轟ノ滝ではないかと思う。 轟ノ滝への交通・アクセス さて、この轟ノ滝へは、JRの讃岐財田駅を目標すると分かりやすい。 財田駅の前の道は県道202号線・春日讃岐財田停車場線で、駅からその道を200m少し北へ向かうと、突き当りのような交差点に出るので、そこを右へ曲がる。 曲がってから道なりにしばらく進むと橋があり、その手前、右側に轟ノ滝への林道が伸びている。 林道の入り口には滝の案内板が設置されているので、これを目印にすればよく、財田駅からこの林道入り口まで、徒歩でも10分程度で着く。 後は林道を道なりに進んで行けばよく、林道に入ってから程ない距離のところにも、滝の標柱が立てられている。 車なら10分程度で滝へ向かう山道との分枝に着くが、ここは標柱が立てられていて、広場になっているのですぐに分かる。 また、この林道は歩きやすく、自動車でも特に問題はない ただ、林道入り口からすぐのところにトンネルがあるが、ちょうど右から流れてくる川の水が合流していて、この川の水が多いと、トンネル内などは冠水することがある。 あとは特に注意するようなところはなく、途中、渓流滝なども右手に眺めることができるので、景観を楽しみながら進んで行けばよい。 滝への入り口がある広場まで、確か堰堤がふたつあったと思うが、この広場には石碑と標柱が立てられているので、見落とすようなことはない。 自動車はこの広場に駐車できるので、ここに自動車を止めて、標柱の横からか延びている山道へ入っていく。 広場から山道に入ると、すぐに沢に出会い、上流側に堰堤があるのが見える。 轟ノ滝へはこの沢を渡渉しなければならないが、沢の水量が多いと渡るのが困難になるので、できれば長靴などを用意した方がよい。 実際、この時も長靴を使って沢を渡っている。 対岸にはハシゴが立てられているので、沢を渡ってこれを登っていく。 ハシゴを登るとそこから山道になるが、堰堤の上に登るまでの道にはロープが張られている。 僅かな距離だが、急斜面のような道なので、ロープが張られているのは有難い。 ロープを頼って登りきると堰堤の上に出るが、そこから先の山道ははっきりとしている。 歩きはじめると、すぐに小さな滝があるが、これを左に見て、更に山道を登っていく。 この小滝もよい雰囲気があり、滝手前にも行くことができるので、時間があれば寄り道していくのもよい。 小滝から先も、少し危ないようなところにはロープが張られているので、特に危険な個所はなく、全体としては、ふつうの山道だと思う。 また、滝への道には、所々の樹木に赤いテープが巻き付けられているので、道が不明瞭になった場合は、この目印を探せばよい。 滝手前の道はややはっきりとしないが、轟ノ滝は少し遠くからでも目に入ってくるので、その方向へ進むようにすればよい。 滝近くでも、遠目からでもわかる赤いテープが目に入るので、特に迷うようなことはないと思う。 ただ、滝のやや手前辺りの道が不明瞭なところは、一度沢に降りたように思うが、この辺りまで来れば沢は山道のすぐ近くなので、沢を登って行っても、滝前に着くことができると思う。 下流にある小滝からだと7〜10分程度、駐車場の広場からでも10〜15分程度で滝前に着く。 但し、ハシゴが掛かる手前の沢の水が多い時や植物が繁茂して道が分かりづらいような時などは、もう少し時間がかかるかもしれない。 |
| その他の写真 |
![]() |
|
| ▲JR讃岐財田駅 | ▲轟ノ滝へ向かう分岐・橋の手前から右の林道へ入る |
![]() |
![]() |
| ▲分岐にある説明板 | ▲林道の様子 |
![]() |
![]() |
| ▲林道の途中にある渓流滝 | ▲滝への入り口になる広場・標柱の右から山道に入る |
![]() |
![]() |
| ▲広場からすぐの渡渉地点 | ▲ハシゴを登った後の山道の様子・堰堤上までロープが張られている |
![]() |
![]() |
| ▲堰堤上の様子 | ▲途中にある小滝 |
![]() |
![]() |
| ▲小滝からの山道 | ▲所々にある赤いテープの目印 |