徳島県神山町神領にある「雨乞の滝」

雨乞の滝  徳島県神山町神領

雨乞の滝
▲雨乞の滝
雨乞の滝・雄滝 雨乞の滝・雌滝
▲雨乞の滝・雄滝 ▲雨乞の滝・雌滝
岩を回り込むと姿を現す雄滝 雌滝・全景
▲岩を回り込むと姿を現す雄滝 ▲雌滝・全景
雨乞の滝
神山町にある「雨乞の滝」は、神領地区を流れる高根谷川上流部に流れ落ちている雌雄ふたつの滝で、その景観は心に残る

●景観と印象

住所
徳島県名西郡神山町神領

落差
落差 30〜45m程度

交通
自動車の場合、JR徳島線・石井駅付近からだと、県道20号線や21号線、国道438号線などを経て、30〜40分程度。
徳島自動車道・藍住インターからだと、50分から1時間ほどで駐車場に着く。

電車やバスの場合、JR徳島線・石井駅からだと、付近の徳島バス・「石井中」バス停から、神山町役場近くの「高井中」バス停まで40〜45分ほど乗車する。
そこから徒歩25〜30分ほどで駐車場に着くが、途中から上りが続くので、もう少し時間がかかるかもしれない。
但し、バスの運行や路線などについては要確認。

いずれの場合も、駐車場から20〜30分ほどで雨乞の滝前に着くが、途中の滝などを見ていくと、更に時間がかかる。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
雨乞の滝の景観と印象
徳島県神山町にある「雨乞の滝」は、神領地区を流れる高根谷川上流部に流れ落ちている。
雌雄ふたつの滝からなっているが、いずれの滝も素晴らしく、ひと目見ると心に残る。

山道を20分ほど歩いて来ると休憩所があるが、この先にある岩を回り込むと、まず雄滝が目に入る。
岩陰から姿を現すような光景には、やや驚きがあるが、滝へ近づくと、右手に雌滝も見えるようになる。

このふたつの滝が目に入った時には、さすがに感嘆し、「日本の滝百選」に選ばれていることも頷くことができる。

兵庫県朝来市にある「岩津不動滝」や、奈良県宇陀市の「滝口大滝」など、これほどの大きな二つの滝をひと目で見ることができる機会も時折あるが、この雨乞いの滝も、実に素晴らしい。

入り口となる駐車場から、やや急な山道を20分程は上ってこなければならないが、この滝を見ると、その疲れも忘れてしまう。

滝前はよく開けていて、左に見える雄滝は落差30m程で、まっすぐに水が流れ落ちる様子は清々しい。
小さいながらもはっきりとした滝壺をもっていて、黒っぽい岩肌を流れ落ちる様子も、明暗の対照が美しい。

右に見える雌滝は雄滝よりも大きく、落差は45m程とされている。
この雌滝は雄滝とは趣が違っていて、全体は段瀑になっている。
水が流れ落ちる様子も美しく、変化ある様子を現わしている。
奥行きのある滝でもあり、雄滝にも増して堂々とした印象を受ける。

雌滝の左斜面には鎖がかけられているが、滝の中程には不動尊らしい石仏が安置されているので、この鎖は、石仏へお参りするためのものなのだろう。

この時は岩肌が濡れていたこともあり、滝下からの参拝にしておいたが、鎖を頼って上段の滝下から見ると、雌滝はいっそう素晴らしく見え、その落差もはっきりと感じとることができるのだろう。

手前にある休憩所の脇にある説明板によると、竜王神と不動尊が祀られており、日照りが続いた折には、古くから雨乞いの踊りを奉納したと記されているので、ずっと信仰の滝として大切にされてきたのだろう。

いずれにしても、雨乞の滝は印象深く、滝前に腰を下ろしていると、しばし時を忘れてしまう。


雨乞の滝への交通・アクセス
さて、雨乞の滝へは、自動車の場合、徳島市方面からだと、国道438号線を西へ向かい、神山町役場を目指すことになる。

神山町へ入り、「道の駅・温泉の里 神山」も過ぎてしばらく行くと、神山町役場へ向かう分岐があるので、国道から逸れて左の脇道へ入る。
この分岐は信号機のある交差点で、交差点の手前にも案内標識があるので、見落とすことはないと思う。

左の脇道に入ると、程なく町役場があるが、この前を通り過ぎて少し行くと「野間谷川」に架かる小さな橋を渡るようになる。

小さな橋を渡った少し先に四差路があるので、雨乞いの滝へは、この四差路を左折する。
この分岐には信号機などはないが、道路向いに「← 雨乞いの滝」と書かれた案内標識があるので、それに注意しておくとよい。

あとは道なりに走って行くと駐車場に着くが、分岐や分かりづらいところには案内板が設置されているので、それに従って行けば迷うようなことはない。
道は細いところもあるが、舗装されているので特に問題はなく、町役場からなら7〜8分程で駐車場に着く。

また、野間谷川を過ぎた先に「高根谷川」を渡る橋があるが、その先の分岐を左折してもよく、この分岐にも「← 雨乞いの滝」の案内板が設置されている。

雨乞の滝は神山町の観光案内にも掲載されているので、近くに来れば、所々に案内板が設置されていて、町役場の分岐を通り過ぎて国道を進んで行っても、道路脇に「← 3km 雨乞いの滝」などの案内標識が設置されているので、それに従って行けば、同じように駐車場に着く。

駐車場の奥から滝へと向かう山道が延びているが、駐車場にはトイレのほか、雨乞の滝までの案内板も設置されているで、参考にしておくとよい。

山道の途中には分岐などもないので、道なりに20分ほど登って行けば、休憩所があり、滝はその少し先に流れ落ちている。

山道は舗装され、遊歩道のように整備されているので、軽装でも滝前まで行くことができるが、ずっと上りが続くので、もう少し時間がかかるかもしれない。

しかし、山道を登りはじめると、「うぐいす滝」や「不動滝」、「紅葉滝」など、次々と滝が現れるので、これを眺めながら登って行くと、それほど時間は気にならない。

いずれの滝も趣が違っていて素晴らしいが、最後の雨乞いの滝が目に入った時には、やはり感嘆する。

その他の写真
役場から先になる分岐 途中にある案内板
▲役場から先になる分岐・左へ入る ▲途中にある案内板
駐車場の様子 途中の様子
▲駐車場の様子 ▲途中の様子

滝手前にある休憩所 雨乞の滝・説明板
▲滝手前にある休憩所 ▲雨乞の滝・説明板
雄滝・上方部分 雌滝・上方部分
▲雄滝・上方部分 ▲雌滝・上方部分

雄滝 雌滝
▲雄滝 ▲雌滝


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