京都府宮津市文珠にある「天橋立」

天橋立  京都府宮津市

天橋立
天橋立
府中側からの眺める天橋立 文殊側からの全景
▲府中側からの眺める天橋立 ▲文殊側からの全景
府中の展望所からの景観 小天橋(廻旋橋)
▲府中の展望所からの景観 ▲小天橋(廻旋橋)
天橋立
京都府宮津市にある「天橋立」は、日本三景のひとつで、遠望する眺めが素晴らしいが、歩いてみても、松並木と青い海が美しい

●景観と印象

住所
京都府宮津市文珠

交通
自動車の場合、宮津市内の国道176号線から府道2号線へ入り、5分程で文殊側の遊歩道入り口近くに着く。
自動車は、付近の有料駐車場を利用することになる。

電車やバスの場合、京都丹後鉄道宮津線・天橋立駅からだと、徒歩5分程で、文珠側にある廻旋橋(小天橋)辺りに着く。
文殊山にあるビューランドへは、駅のすぐ近から山麓から山頂まで、リフト・モノレールが運行している。

また、傘松方面へは、天橋立駅から丹海バス・「天橋立駅」バス停から「天橋立ケーブル下」バス停まで25~30分ほど乗車する。
そこから、徒歩7~8分ほどで橋立の遊歩道入り口に着く。
尚、傘松公園へは、丹海バスケーブルを利用して、「府中」駅から「傘松」駅へ登ると、すぐに橋立を眺望できる傘松公園に着く。
但し、バスやリフト、ケーブルなどの運行などについては要確認。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
天橋立の景観と印象
京都府宮津市にある「天橋立」は、陸奥にある「松島」、安芸の「宮島」と共に、日本三景のひとつであることからよく知られている。
年間を通して訪れる人が多いが、宮津湾を横切るように、文殊地区から府中地区まで、南北に延びる松林の様子は美しい。

古くから、大内峠、傘松、栗田峠からの眺めは三絶、或いは三大観と呼ばれているが、それぞれの景観には変化があっておもしろい。

何処から眺めても素晴らしいが、北側にある傘松公園からの眺めは「昇龍観」と呼ばれていて、天橋立が昇り龍のように見える。
また、天橋立の「股のぞき」と呼ばれる天地が逆転したように見える股の間からの眺めは、ここからの眺めとも言われている。

成程、青い空が広がっていれば、その様にも見え、天に龍が昇って行くようにも見える。

南の文殊側にあるビューランドから眺めると、龍が降臨するように見え、股の間から覗くと、やはり天と地が逆さになり、その眺めは「飛龍観」と呼ばれている。

しかし、どちらから眺めてもその景観は美しく、天橋立は印象に残る景勝地ではある。

ところで、天橋立は、一見すると、南の文殊地区から北の府中地区まで、ずっと続いているように見えるが、文殊側には小天橋という廻旋橋が架けられていて、この辺りは運河のようになっている。
この先には大天橋という橋が架かっていて、この間は南砂州と呼ばれ、およそ南東方向へ830mほどの長さがある。

大天橋を渡ると長い北砂州で、ここから府中まで凡そ2.4kmで、ずっと松並木が続いている。
その事は歩いてみるとよく分かるが、実際に歩いてみると、高所から眺めるのとは違った素晴らしさがある。

全長3.6km程の砂州には遊歩道が整備されていて、松並木の間に遊歩道が延びている。
砂州の幅は20~170m程なので、西の阿蘇海、東の宮津湾の様子も眺めることができ、それぞれに景観が異なっていておもしろい。

この松林が続く天橋立の中には、今では知る人も少ないだろうが、「岩見重太郎仇討の場」や「軍艦・春日の大砲」なども見られる。

また、天橋立神社も祀られていて、脇には磯清水と呼ばれる塩分を感じない水が湧き出ている。

目に留まる松の木にも、「雲井の松」、「式部の松」など、おもしろい名前が付けられていて、散策していても興味が尽きない。

更に、北の府中側にある「元伊勢籠神社」の歴史は古く、天照大神が伊勢神宮(内宮)に遷る前の在所であったとされることから、「元伊勢」の名前が付けられている。
広い境内はよく管理・整備されていて、本殿も伊勢神宮の内宮正殿の神明造りによく似ていて、素晴らしい。

南の文殊地区には智恩寺があるが、本尊の文殊菩薩(秘仏)は、奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の大聖寺などとともに三文殊のひとつとされている。
境内の多宝塔は国の重要文化財になっているが、黄金閣と呼ばれる三門も堂々としていて素晴らしい。

いずれにしても、天橋立は遠望してもよく、歩いても飽きることない景勝地である。


天橋立への交通・アクセス
さて、天橋立へは、自動車の場合、舞鶴方面からだと、国道176号線を宮津方面へ向かう。

宮津市に入り、西宮津公園辺りで、府道2号線への分岐があるので、左へ進み府道2号線へ入る。
付近には「天橋立」の案内標識が幾つかあるので、それにも注意しておくとよい。

そのまま進んで行くと、途中に「天橋立」への分岐があり、そこを右へ進むと、正面に知恩寺があり、右側に廻旋橋がある。

分岐を右へ入らずに進んで行くと、すぐに京都丹後鉄道・天橋立駅で、自動車は、付近の駐車場を利用することになる。

ここまで、府道2号線へ入ってから5分もかからないが、府道から知恩寺・廻旋橋へ向かう右の脇道に入ってしまうと、駐車場がないので注意する。

また、京都縦貫自動車道・宮津天橋立インターからでも、10~15分程で、付近の駐車場に着く。

尚、傘松側へは、途中、府道2号線へ入らず、そのまま国道176号線を進んで行く。
やがて「消防署前」の交差点があるので、ここを右折して「伊根」方面へ向かう国道178号線へ進む。

あとは道なりに走って行くと、宮津駅付近から20分程で、遊歩道入り口近くの丹海バス・「天橋立元伊勢籠神社」バス停辺りに着く。

その他の写真
松並木が続く遊歩道 宮津湾側の砂浜の様子
▲松並木が続く遊歩道 ▲宮津湾側の砂浜の様子
浜から見る府中方面の景観 文殊側の景観
▲浜から見る府中方面の景観 ▲文殊側の景観

途中にある天橋立神社 元伊勢籠神社・拝殿
▲途中にある天橋立神社 ▲元伊勢籠神社・拝殿
知恩寺・三門 知恩寺・多宝塔
▲知恩寺・三門 ▲知恩寺・多宝塔


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