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| ▲倶利加羅不動の滝
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| 倶利加羅不動の滝の景観と印象
兵庫県丹波篠山市にある「倶利加羅不動の滝」は、栗柄地区を流れる滝の尻川に流れ落ちている。 名前のように、信仰の滝で、滝前には注連縄が張られている。 落差は4〜5m程で、落ち口は石造りの樋になっているので、滝行も行われているのだろう。 脇にはお堂が建てられているが、滝の右には、不動尊と地蔵尊に見える石仏も安置されている。 この石仏は滝の方を向いていて、正面から見ると横向きに見える珍しい配置になっている。 しかし、滝行を行う行者を見守るように安置されているので、この滝に相応しいように感じられる。 下流側にも小さな渓流滝が続いていて、この付近にも不動尊と思われる石仏が安置されているので、この辺り一帯が霊場になっているのだろう。 僅かな距離の遊歩道を含め、周辺は閑静で、行の場である厳かな雰囲気が感じられる。 ところで、滝への入り口には観音堂が建てられているが、近くの説明板には、「堂内には観音像のほか、栗柄部落内の仏像が集められて祀られている」と書かれているので、このお堂も地域からずっと大切にされているのだろう。 また、この説明板には、「倶利加羅不動尊は倶利加羅明王とも呼ばれ、栗柄の地名はこれに由来する」との旨のほか、「昔、福徳貴寺の祐盛法印が、滝つぼに住む竜女を成仏させた」とも書かれていて、この滝にまつわる言伝えが偲ばれる。 倶利加羅不動の滝への交通・アクセス さて、倶利加羅不動の滝へは、自動車の場合、舞鶴若狭自動車道・丹南篠山口インターからだと、インターを降りて左折し、その先の「網掛」の交差点を「宮田」方面へ向かって左折する。 道なりに走って行くと「にしきトンネル」を潜るようになるので、このトンネルを抜けた先の「にしきトンネル西」の交差点を右折する。 右折した道は県道97号線で、しばらく走って行くと「← 13km 春日・三和 15km →」の案内標識があるので、その先の分岐を左の春日方面へ向かう この交差点には信号機などはないが、正面に「くりから谷中分水界」の大きな説明版があり、その横には「← 倶利加羅不動の滝」の案内板も立てられているので、すぐに分かる。 滝へは、この分岐を左に入り、すぐに右の脇道に進む。 右角には「丹波木綿保存会」と書かれた案内板が目に入り、やや見づらいが「倶利加羅不動尊」の説明板も脇に立てられている。 この脇道を斜めに入って行くようにすると、100m程で観音堂があり、自動車はこの辺りに駐車することができる。 ここまで、丹南篠山口インターから12〜13分程で、近くに獣除けのゲートがあるので、これを開けて150〜200m程歩いて行くと滝前に着く。 但し、ゲートを開けた後は、必ず閉めておくように注意する。 ゲートから先の遊歩道はよく整備されていて、短い距離だが途中には案内板も設置されている。 ところで、脇道に入る手前の分岐にある「くりから谷中分水界」の説明板には、「2kmほど離れた鼓峠は分水界になっていて、ここから分かれた宮田川は、篠山川から加古川を経て瀬戸内海へと注いでいる。 また、一方の杉ヶ谷川は、宮田川に合流するのが普通だが、これには合流せず、観音堂辺りで突如西へ折れ、滝の尻川から竹田川、由良川を経て日本海へ注ぐ」と、概ねそのように記されている。 この様な地形はきわめて珍しいようで、成程、地図などを見れば、その様子がよく分かっておもしろい。 |
| その他の写真 |
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| ▲国道の分岐・画面左の脇道へ進む | ▲観音堂への分岐 |
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| ▲分岐にある説明板 | ▲滝の入り口にある観音堂 |
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| ▲途中にある分岐・左へ進む | ▲倶利加羅不動の滝・遠望 |
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| ▲観音堂にある説明板 | ▲国道の分岐にある分水界の説明板 |