兵庫県丹波市青垣町にある「大塔ヶ滝」

大塔ヶ滝  丹波市青垣町

大塔ヶ滝・滝前から
▲大塔ヶ滝・滝前から
上・中段の滝 大塔ヶ滝
▲上・中段の滝 ▲大塔ヶ滝
大塔ヶ滝・部分 休憩所・このやや左奥辺りから沢へ降りる
▲大塔ヶ滝・部分 ▲休憩所・このやや左奥辺りから沢へ降りる
大塔ヶ滝
兵庫県丹波市にある「大塔ヶ滝」は、青垣町栗住野地区を流れる加古川の枝沢にあるはっきりとした段瀑で、いずれの段にも滝壺が見られる

●景観と印象

住所
兵庫県丹波市青垣町栗住野

落差
落差 12〜13m程度

交通
自動車の場合、北近畿豊岡自動車道・「青垣」インターからだと、県道7号線などを経て、滝近くの休憩所のある駐車場まで15〜20分程度。

電車やバスの場合、JR福知山線・石生駅からだと、神姫バス・「石生駅西口」バス停から「上芦田」バス停まで30〜40分ほど乗車し、そこから徒歩15分ほどで丹波少年自然の家に着く。
滝へは、更に35〜45分ほど歩けば休憩所付近の入り口に着く。
但し、バスの運行や経路などについては要確認。

いずれの場合も、休憩所辺りの入り口から5分程で滝前に着く。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
大塔ヶ滝の景観と印象
兵庫県丹波市にある「大塔ヶ滝」は、青垣町栗住野地区を流れる加古川の枝沢にある。

全体は三段の段瀑で、落差は12〜13m程はあるだろうか。
残念ながら、この時は随分水量が少ないようで、滝らしい様子は見ることができなかった。

しかし、段瀑であることや、下流に続く水の様子などは窺うことができたので、水量があれば、味わいのある様子を現わすことだろう。

また、大塔ヶ滝の滝前は比較的開けているので、全体の様子も一望することができる。

上・中・下、いずれの段にも滝壺が見られ、浅いながらも水を湛えている。
奥行きが感じられる滝でもあり、少し離れて眺めると、落差ももう少しはあるように見える。

水量が少なかったことは残念で、この大塔ヶ滝の近くには「竜王の滝」もあるのだが、この時は、どちらの滝も水量が少なかったので、はっきりとした流れを見るには、時期を選んだり、降雨の後などに訪れるのがよいのだろう。

ところで、滝へ向かう林道脇には、大塔ヶ滝周辺にまつわる伝承などが記されている説明版が設置されている。

一部が判読できなくなってしまっているが、それによると「この辺りは九十九谷を数え、谷ひとつあれば熊が棲むと言われていたが、平安末期、この大塔ヶ滝を中心に木地師が移り住み、やがては周辺各地に分かれて仕事をしたと言われている。しかし、村人はこの地に人が住んでいることを知らず、ある時、大水によって箸や椀が流れ出たことによって、はじめて人が住んでいることを知った」と、概ねそのように記されている。

今では林道も整備され、近くには「丹波少年自然の家」も建てられているが、かつては相当山深いところであったことが窺えて興味深い。

また、説明版には「お仙」と呼ばれる美女の逸話も記されているが、この説明版は「木地屋のお仙跡」と表題があるので、この説明版が立てられている辺りに住居があったのかと思う。


大塔ヶ滝への交通・アクセス
さて、大塔ヶ滝の近くには竜王の滝があるが、そこまでの交通はそのページで紹介しているので、竜王の滝からだと、少年自然の家から続く林道を更に進んで行く。

少しばかり走って行くと、林道右手に簡易トイレと休憩所が建てられている。
近くには「木地屋のお仙跡」の説明版も立てられていて、自動車は、この辺りがやや広くなっているので駐車することができる。

大塔ヶ滝へは、休憩所の向かい辺りから沢へ降りることができるので、沢に降りて右へ向かうとすぐに分枝がある。
分枝の左手の樹木には赤いテープも巻かれているので、その分枝を少し遡っていくと、ほどなく大塔ヶ滝を遠望できる。

龍王の滝の入り口からだと、休憩所まで1.5〜2km程で、沢に入ると、5分もかからず滝前にも近づくことができる。
但し、沢の様子からすると、水量が多いと、長靴などがあった方がよいのかもしれない。

その他の写真
沢への降り口 沢の様子
▲沢への降り口 ▲沢の様子
沢に降りてからの山道の様子 付近にある「木地屋のお仙跡」の説明板
▲沢に降りてからの山道の様子 ▲付近にある「木地屋のお仙跡」の説明板


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