京都府宮津市今福にある「今福の滝」

今福の滝  宮津市今福

今福の滝・三の滝
▲今福の滝・三の滝
今福の滝(二の滝と三の滝) 二の滝
▲今福の滝(二の滝と三の滝) ▲二の滝
二の滝・主瀑 滝前から見る三の滝
▲二の滝・主瀑 ▲滝前から見る三の滝
今福の滝
京都府宮津市にある「今福の滝」は、今福地区を流れる大手川の支流・今福川に流れ落ちている大きな滝で、ひと目見ると印象に残る

●景観と印象

住所
京都府宮津市今福 (宮津市喜多)

落差
落差 78m程度

交通
電車の場合、京都丹後鉄道・宮福線の「喜多駅」が最も近く、駅から歩いて20分程で山道の入り口に着く。

自動車の場合、京都縦貫自動車道・宮津天橋立インターからだと、府道9号線を「福知山・大江」方面へ進み、京都丹後鉄道・喜多駅近くの交差点を左へ曲がる。
あとは道なりに進むと、所々に案内標識があり、インターから10〜15分程度で滝への入り口に着く。
入り口近くには小さいながらも駐車場があり、すぐ先に第二駐車場もある。

いずれの場合も、入り口から滝の展望所までは20〜25分程で、山道はよく整備されていて歩きやすく、道に迷うようなことはない。

尚、今福の滝の場所は「宮津市今福」と「宮津市喜多」の両方の表記が見られる。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
今福の滝の景観と印象
京都府宮津市にある「今福の滝」は、今福地区を流れる大手川の支流・今福川に流れ落ちている。
総落差は78m程もあるという大きな滝で、京都府では最大級の落差をもっている。

今福の滝は、全体は七段の段瀑になっているが、残念ながら、そのすべてを一望することはできない。
しかし、展望所辺りから見るだけでも、その大きさを見て取ることができる。

展望所からは、二の滝と三の滝を一望することができるが、その景観は素晴らしい。
ふたつの滝を合わせて40m程の落差があり、この連瀑は今福の滝の主瀑ともなっている。

水は蛇行しながら流れ落ち、動きのある景観をつくり出している。
樹木が繁茂する時期は見づらいが、それでも流れ落ちる様子は見て取れる。

ここから先も山道は続いていて、150m程歩いていくと最上段の一の滝がある。
落差5〜6m程の小さな滝だが、清々しい感じする。
しかし、この流れが落差の大きい下段側の滝をつくるのかと思うと、深く感じるものがある。

三の滝へは山道から別れた道が延びていて、分岐から少し歩けば三の滝の滝下へ出ることができる。
三の滝は、滝下から見ると、大きくて荒々しい岩肌を水が流れ落ちていて、その様子は力強い。

宮津市には「日本の滝100選」などに選ばれている「金引の滝」があるが、今福の滝もそれに劣ることはない。
この三の滝の最下段部だけでも、金引の滝の下段部分ほどはありそうに見え、滝前に立つとチョットした驚きがある。

展望所からの眺めは素晴らしいが、この三の滝の滝前から見る景観も実に見事で、強く印象に残る。
滝前は開けていて、ここには休憩所も設けられているので、ゆっくりと景観を楽しむことができる。
近くには桜の木があるので、春にはいっそう美しい光景を現わすのだろう。

休憩所辺りから眺めると、三の滝の上段部辺りも伺うことができるが、大きいだけでなく、奥行きのある滝であることが分かる。
この滝が他のところに流れ落ちていたら、きっと名前が付けられているだろう。

三の滝への山道の途中、四の滝を見下ろすことができる。
落差5mほどの段瀑で、滝上へは、三の滝下から下って行けそうではある。

また、下段部の五ノ滝、六の滝、七の滝は連瀑のようにもなっている。
これらの滝は、山道の途中から脇に入ったところにある滝神社の横から、沢を上っていけば見ることができる。

五の滝は落差2m程、六の滝は落差1.5m程で、大きな岩の割れ目を流れているので見づらいが、七の滝は落差4m程で、小さいながらも段瀑になっている。

ところで、今福の滝は、「蛇綱(じゃづな)の里が誇る七段の名瀑」として京都府景観資産に登録されている。

近年ではほとんど見られなくなったが、日本の多くの農村では、年初の行事のひとつとして、村の出入口などに縄でつくった蛇を掛け、村内に疫病などの災いが入り込むのを防ぐ行事が行われていたと言われている。

今福の集落では、今でも1月半ば頃には縄で作った全長5m程の大蛇をかつぎ、家々を清めて回る伝統行事が受け継がれていて、この行事のことを「蛇綱」と呼んでいる。


今福の滝への交通・アクセス
さて、今福の滝へは、電車の場合だと京都丹後鉄道・宮福線の「喜多駅」が最も近く、駅から歩いて20分程で山道の入り口に着く。

自動車の場合、京都縦貫自動車道・宮津天橋立インターからだと、インターを降りてそのまま進むと突き当りになって、府道9号線に交わるようになる。

この三差路を左へ曲がり、府道9号線を「← 福知山・大江」方面へ向かう。
しばらく道なりに進んで行くが、途中、信号機と右折車線のある交差点があるが、ここは曲がらずに直進し、府道9号線を進む。

直進してから川を渡るが、その少し先の四差路の交差点を左へ曲がる。
この交差点には信号機はないが、右向こうの角に「今福の滝・1.1km」との案内板があるので、それに注意するとよい。
(この案内板は、反対方からも左手前に見える)

左に曲がると京都丹後鉄道の喜多駅の横を通って高架を潜るが、潜った辺りから上り坂になり、道は左へ曲がってから、次には右に曲がるようになる。

曲がり切った辺りに、丹海バス・「今福の滝口」バス停があり、その少し先が分岐になっている。
この分岐には小さいながらも案内標識があり、「今福の滝・右1000m」との案内があるので、この分岐は右へ進む。
少し先からは川を右に見て走るようになり、途中にも「今福の滝・800m」の案内標識がある。

やがて山の中に入っていくが、道は細いが舗装されているので走りやすい。
それほど距離もなく、インターからだと10〜15分程度で滝への入り口に着く。

宮津駅方面からだと府道606号線を西へ向かい、本町の交差点で左折し、府道9号線へ入る。
あとはしばらく道なりに進み、喜多駅近くの交差点を左へ曲がる。
宮津駅からでも15〜20分程で山道入り口に着く。

入り口近くには小さいながらも駐車場があり、すぐ先には第二駐車場もある。

また、この時は空になっていたが、駐車場の横、山道の入り口には案内書が入った木箱が設置されているので、あれば貰っておくと参考にできる。

今福の滝へは、駐車場から橋を渡って山道を登っていくが、道はよく整備されていて、手すり代わりのロープも張られているので、迷うようなこともない。

道なりに登っていくと分岐があり、案内標識が立てられている。
左は「今福の滝」で、右は「滝神社」へと別れているが、できれば滝神社へも立ち寄ってみたい。

分岐から今福の滝までは140m、滝神社へは80mとあるが、この辺りからでも神社の様子を伺える。
滝神社へ立ち寄っても、神社の脇から山道が続いていて、やがて元の道と合流するので、それほど遠回りにはならない。

鳥居を含め、滝神社は簡素なつくりだが、よく管理・整備されていて、地域の人たちから大切にされていることがよく分かる。
周辺は開けた感じで、神社らしい落ち着いた雰囲気がある。

散策するほどは広くはないが、境内の奥から山道が続いていて、よく見ると「滝への近道」という案内板がある。
この近道はやや勾配があるが、この道を上れば、元の道と合流する。

また、境内の横から沢へ降りていけば、下段部の五ノ滝、六の滝、七の滝などを見ることができる。

神社からの近道を上って合流した辺りに、「今福の滝・50m」、「滝壺(三の滝)・120m」の案内標識が立てられている。
どちらを先に訪ねてもよいが、そのまま上っていくと、やや開けたところに出るが、その辺りが展望所になる。

この辺りから、二の滝と三の滝を一望することができ、その景観は素晴らしい。
ここまで20〜25分程は山道を登ってこなければならないが、途中に滝神社もあるので、参拝もしながら登ってくるとそれほどの距離や時間は感じられない。

ここから更に山道を150m程進むと、一の滝の滝があり、山道を戻り、先ほどの分岐から「滝壺(三の滝)」へ向かえば、ほどなく三の滝の滝前に立つことができる。
また、四の滝は、この三の滝へ向かう道の途中からでも眺めることができる。

その他の写真
府道からの分岐 途中にある案内板
▲府道からの分岐・ここを左折する ▲途中にある案内板
山道入り口 山道の様子
▲山道入り口・橋を渡って進む ▲山道の様子

滝神社との分岐 滝神社
▲滝神社との分岐 ▲滝神社
滝神社からの近道 滝神社からの合流点にある案内板
▲滝神社からの近道 ▲滝神社からの合流点にある案内板

四の滝と案内板 山道から見る四の滝
▲四の滝と案内板 ▲山道から見る四の滝
三の滝・滝前の様子 展望所からの眺め
▲三の滝・滝前の様子 ▲展望所からの眺め


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