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| ▲琵琶の滝
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| 琵琶の滝の景観と印象
奈良県川上村にある「琵琶の滝」は、下多古地区を流れる吉野川の支流・下多古川に流れ落ちている。 落差50m程の段瀑で、滝見台から遠望できるが、植物が繁茂している時期は見えづらい。 しかし、全体の様子はとらえることができ、その大きさもよく分かる。 特に、上段部分の滝は、途中でふた筋になって流れ落ちていく様子を見て取れる。 下段部分の様子は見えづらいが、琵琶の滝は滝前が広く開けていることもあって、滝下までに近づくことができる。 下流側からだと沢を遡って向かうことができるが、沢と言っても大きな岩ばかりが続いているので、これらを登るようにして近づかなければならない。 これには少しばかり体力がいるが、滝下から見上げる景観は素晴らしく、強く印象に残る。 下段部分は大きな岩肌がせり出していて、奥行きのある立体的な景観が目に飛び込んでくる。 琵琶の滝の「琵琶」は、和楽器の琵琶から名付けられているのだろうと思うが、岩の様子は、どこか琵琶の形を連想させる。 下段部分の大きくせり出した岩肌は特徴的で、この部分で水の流れは琵琶の形のように膨らみをもって流れ落ちるようで、その様な様子からも名前が付けられているのではないだろうか。 この時は水量が少ない方だとは思うが、それでも、この特徴ある岩肌によって、全体の姿は琵琶のようにも見える。 滝見台からでは分かりづらいが、せり出した岩肌はかなり大きなもので、雄大でもある。 川上村には心に残る滝が多くあるが、この琵琶の滝も深く心に残る。 この時、滝下へは下流から岩登りのようにして近づいていったこともあり、琵琶の滝は特に印象に残っている。 琵琶の滝への交通・アクセス さて、琵琶の滝へは、川上村役場や道の駅・杉の湯川上などを目印にすると分かりやすい。 吉野方面からだと、国道169号線を南へ向かって走っていると、川上村に入ってから、よく目立つ建物が道路左に並んでいるのが目に留まる。 ここが川上村役場で、商工会の建物や道の駅、ホテルなどが並んでいる。 ここを通り過ぎてしばらく走っていると、自動車なら10分程で、ゆうゆうバスの「下多古」バス停に着く。 バス停は道路左で、右側には川上村消防団の建物があるので、この先を右へと曲がる。 分岐の角には「下多古」と書かれた道路標識も立てられているので、これにも注意するとよい。 右に曲がってからの道は細くなるが、舗装もされているので走りやすい。 そのまま道なりに進んで行くと、左手に赤い鳥居が目に入る。 ここは宗像神社で、階段の参道を登っていくと社がある。 小さな社が岸壁に向かって建てられていて、参拝がてら、辺りの景観を眺めてみるのもよい。 この神社から少し行くと広場があり、自動車はここに駐車できる。 但し、ここまで国道の分岐から7~8分程だか、ここは森林作業用のヘリポートにもなっているので、作業の妨げ等にならないように注意する必要がある。 広場の横に階段が設置されていて、そこには「琵琶の滝 1.0km」の案内標識が立てられている。 琵琶の滝へは、この階段を登って山道に入っていくが、山道は上り坂が続くがはっきりとしていて、整備もされているので歩きやすい。 特に迷うような分岐もないが、途中に「琵琶の滝 600m」などと案内標識が立てられているので、それに従って進んで行く。 そこから先にも、樹木に赤いテープの目印が巻かれているなどしていほか、危険個所には丸太を張った手すり付きの道も造られている。 山道は左に渓流を見ながら延びているので、辺りの景観などを楽しみながら歩いていくとよいが、周りの様子は清々しく、時折小さな滝なども目に入る。 しばらく歩いていく、やがて鉄製の橋が架けられている。 これを渡って沢を越えるが、ここまでは歩きづらいようなところはなく、道に迷うようなこともない。 橋を渡ってから先はやや傾斜もきつくなり歩きづらくなるが、傾斜が強いところにはロープが張られているので、これを頼って登っていけばよい。 強い傾斜を登り切ると分岐のようになっていて、先にもロープが張られている。 一方は左の方、岩穴がある方へロープが張られているが、ここはすぐに行き止まりになるので、その手前、右上に張られているロープの方の道を進む。 右手の斜面は急斜面だが、上にロープが垂れ下がっていて、更に上にもロープが張られている。 ロープを頼りに斜面を登ると、右手に山道が続いていて、それに沿うようにロープが張られている。 この山道を進むとすぐに休憩所が見えてきて、ここが展望所・滝見台になっている。 展望所付近もよく整備されていて、ここから琵琶の滝の様子を眺めることができるが、滝下から見上げる景観は素晴らしく、できれば滝前に出てみたい。 滝前には、展望所から先へ続く山道の途中から下っていくか、下流側から沢を遡っていくことになるが、この時は沢を遡ることにした。 まず沢へ降りることになるが、途中に架かっている鉄の梯子を渡った先(展望所からだと橋の手前)辺りに、沢へ降りる道がある。 はっきりとした道ではないが、よく見ると踏みあと程度の道がある。 沢までの距離がなく、特に危ないところもないので、すぐに沢まで降りることができる。 しかし、ここから滝下まで沢を遡っていくことになるのだが、ここからは岩登りといった方がいいかもしれない。 滝下までずっと大きな岩が続いていて、これを越えていかなければならないが、これにはかなり体力がいる。 また、適当に登れそうなところを探して進んで行くことになるので、案外時間もかかる。 滝下までは距離はないのだが、高度がある。 この高さを大きな岩を登って行くことで縮めていくのだが、大きな岩ばかりがゴロゴロと続いていて、時には飛び石伝いに沢を渡ったりしなければならない。 とにかく見当を付けて進むしかないので、時には先に進めなくなってしまうこともあり、少し戻ったりしなければならない。 それでも、どうにか上流側に上っていくことができるが、水量が多い時などは、特に足場を確かめる必要があるだろうと思う。 この時は、途中でちょっとした滝が左手・右岸側にかかっていて、行く手を阻まれたようにも思えたが、この滝は左側を登ると、思ったよりも簡単に超すことができる。 また、この滝の手前はやや平坦になっているので、休憩するには適当な場所でもあった。 ここから先も大きな岩を越えていかなければならないが、とにかく見当を付けて登っていくしかない。 滝下間近に行くには、最後に大きな岩を越さなければならないが、ここもどうにか越して、滝下へ近づくことができる。 結局、沢に降りてから滝前まで、一息しながら進んで行ったこともあるので、30分程はかかっている。 しかし、岩を登るようにしてここまで来なければならないが、滝下から見る琵琶の滝の様子は、強く心に残る。 |
| その他の写真 |
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| ▲山道入り口の様子 | ▲山道にある丸太橋 |
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| ▲丸太橋の先にある案内標識 | ▲山道の様子 |
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| ▲赤い橋の手前の渓流 | ▲山道に架かっている赤い鉄の橋 |
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| ▲途中の分岐・ここは右斜面のロープへ進む(先にある岩穴の方へは行かない) | ▲急斜面を上った後の山道の様子 |
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| ▲赤い鉄の橋の先にある沢への分岐・沢へは右へ行く | ▲岩ばかりの沢の様子 |
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| ▲沢の途中にある小滝・左を越える | ▲琵琶の滝・遠望 |