和歌山県海南市幡川にある「牡牛の滝」

牡牛の滝 (コッテのたき)  和歌山県海南市

牡牛の滝
▲牡牛の滝
落ち口辺りの様子 滝前からの眺め
▲落ち口辺りの様子 ▲滝前からの眺め
滝の説明版 牡牛の滝・説明板
▲滝の説明版・画面奥に降り口がある ▲牡牛の滝・説明板
牡牛の滝
和歌山県海南市にある「牡牛の滝 (コッテの滝)」は、幡川地区を流れる日方川の支流・幡川に流れ込んでいる信仰の滝で、滝横には不動尊が祀られている

●景観と印象

住所
和歌山県海南市幡川

落差
落差 8~10m程度

交通
自動車の場合、阪和自動車道・海南インターからだと、国道42号線と県道135号線などを利用して「禅林寺」付近まで行く。
禅林寺付近からは徒歩で、25~30分程で滝前に着く。

電車やバスの場合、最寄り駅はJR紀勢本線・海南駅で、駅からオレンジバス(大十バス)を利用して、「海南駅前」から、国道370号線にある「幡川」バス停まで5分程度乗車し、あとは徒歩10~15分程で禅林寺に着く。
禅林寺から山道入り口まで10分程度。
但し、バスの運行や経路などについては要確認。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
牡牛の滝の景観と印象
和歌山県海南市にある「牡牛の滝 (コッテの滝)」は、幡川地区を流れる日方川の支流・幡川に流れ込んでいる。

落差は8~10m程だろうか、
大きい滝ではないが、滝前が開けていることもあり、落ち着いた感じがする。

普段の水量は分からないが、この時はやや少ないように見える。
しかし、牡牛の滝は資料などで見るよりも味わいのある滝で、水量があれば、より趣が感じられるようにも思う。

また、滝の左手にある岩には、不動尊らしい石仏が彫られているので、ここが信仰の対象になっていることが分かる。
滝の様子からすると、かつては滝行なども行われていたのかもしれない。

滝手前の山道にある説明版によると、「金屋越えの道筋にあって、人々の格好の休息場であった」と記されているが、牡牛の滝は、今でもハイキングコースの道筋にあり、ひと時の憩いの場を提供している。

ところで、「牡牛」は「コッテ」と読むそうだが、江戸時代の古書「紀伊国名所図会」に、「瀑布 幡川村より東にあり。一をば牡牛の瀧といふ、二を女牛の瀧といふ。牡牛の瀧のかたはらに、牛に似たる岩あり」と記されているらしい。

成程、滝前には大きな岩がある。
しかし、この岩は牛のように大きくもなく、そのようにも見えない。

おそらく、江戸期には大きな牛のように見える岩があっのかもしれないが、これも時の流れで、岩が割れたりしたほか、辺りの様子も少しは変わっているのだろうとも思ったりする。


牡牛の滝への交通・アクセス
さて、牡牛の滝へは、付近にある「禅林寺」を目指すと分かりやすい。

自動車の場合、阪和自動車道・海南インターからだと、インターを降りて「海南」方面へ進むと、そのまま国道42号線に入るが、少し先に「藤白」の交差点がある。

ここには陸橋もあるのですぐに分かるが、この分岐を「紀美野」方面へ向かって右の道へ進む。

右折した道は県道135号線で、そのまま道なりに走っていくと「六堂の辻」の交差点があるので、ここも右折して「高野」方面へ向かう。

右折して、JRの高架を越えてそのまま進んで行くと、阪和自動車道の高架があるので、この高架の手前を高架に沿うようにして右折する。

少し行くと高架を潜るが、そのまま走っていくと、やや開けた交差点があり、左向いには「← 禅林寺」の案内場がある。
ここを左折して道なりに行くと、道路右手に「庚申祠」があるので、ここを左折すると禅林寺に着く。

ここまで、海南インターから10分程だが、付近には駐車できるようなところはない。
「庚申祠」のところがやや広くなっているが、ここはバスの待避所などになっているので、駐車することはできない。

庚申祠から更に進むと、禅林寺の前から続く道と合流するところがあるが、この先に道路右から山道が延びていて、その辺りがやや広くなっているので駐車できないこともない。

ただ、転回場所のようにもなっているので、禅林寺に参拝の後、ここの駐車場を利用させてもらう方がよい。
庚申祠のところを左折すると、正面に禅林寺が見えるが、その手前・左側に禅林寺の駐車場ある。

牡牛の滝へは、禅林寺の前の道を山側へ向かって歩いて行くと、庚申祠からの道と合流するので、あとはそのまま道なりに進んで行くと、山道の入り口に着く。

但し、山道に入ってからも道なりに歩いて行けばよいが、山道は全体に荒れているので歩きづらい。

荒れているといっても落石などではなく、植物が繁茂しているので、歩きづらい。
特に、春から夏にかけての植物がよく茂る季節には、随分歩きづらいのではないかと思う。

山道に入ると、右手にミカン畑があるが、そこを過ぎると渓流を右に見ながら進んで行く。
この渓流の景観には味わいがあって、所々に渓流滝なども見られる。

しばらく歩いて行くと、萱がトンネルをつくっているようなところが二か所あるが、ここは通りづらい。
屈みながら潜り抜けることができるが、夏場はどうなるのだろうかと思う。

ここを過ぎて更に進むと、使われなくなった段々畑と思われる石垣があるが、ここには鉄の梯子が架けられているので、これを登って先へと進む。

道自体ははっきりとしているので、そのまま進んで行くと、道が大きく左へと曲がるところがある。
ここには橋が架けられていて、この橋を渡って道なりに進んで行くと、正面に牡牛の滝の説明版がある。
また、橋からの途中も竹の倒木があって歩きづらいが、道ははっきりとしている。

牡牛の滝は、説明版の辺りからだと竹に阻まれて見ることはできないので、この説明版から左の斜面を降りることになる。

よく見ると滝への道があるので、そこを降りていくと滝前に着く。
ただ、滝へ向かう斜面にも竹の倒木があって進みづらいが、距離が短いので、斜面の途中から滝が見える。

ここまで、山道の入り口から15分程度だが、植物が繁茂する時期は歩きづらくなると思うので、20分程度はかかるかもしれない。
しかし、山道は緩やかな登りで、道ははっきりとしている。

その他の写真
禅林寺前の道 山道の入り口
▲禅林寺前の道・この道を進む ▲山道の入り口・この奥から山道になる
山道の様子 途中にある渓流滝
▲山道の様子 ▲途中にある渓流滝

ひとつ目の萱のトンネル ふたつ目の萱のトンネル
▲ひとつ目の萱のトンネル ▲ふたつ目の萱のトンネル
途中の石垣 途中の橋
▲途中の石垣・左の梯子を登って行く ▲途中の橋・そのまま橋を渡っていく

橋を過ぎてからの山道の様子 滝前の説明板辺り
▲橋を過ぎてからの山道の様子 ▲滝前の説明板辺り
説明板から先の山道 牡牛の滝・全景
▲説明板から先の山道 ▲牡牛の滝・全景


●このページの上へ