愛媛県西予市城川町にある「三滝渓谷」

三滝渓谷  西予市城川町

三滝渓谷の中にある無名滝
▲三滝渓谷の中にある無名滝
うぶ湯の滝 ジロウ淵
▲うぶ湯の滝 ▲ジロウ淵
タロウ淵 遊歩道途中にある三滝渓谷茶堂
▲タロウ淵 ▲遊歩道途中にある三滝渓谷茶堂
三滝渓谷
愛媛県西予市城川町にある「三滝渓谷」は、窪野地区を流れる三滝川の支流にある渓谷で、幾つもの滝や淵が見られ、散策していても飽きることがない

●景観と印象

住所
愛媛県西予市城川町窪野

落差
滝の落差 1~13m程度

交通
自動車の場合、松山自動車道・西予宇和インターからだと、県道29号線や国道197号線、県道2号線などを経由して、三滝渓谷の駐車場まで45~55分程度。

電車やバスの場合、JR予讃線・下宇和駅からだと、付近にある宇和島バス・「下宇和駅」バス停から「土居町」、または「呉野々」バス停まで50分程乗車し、そこからは徒歩50~60分ほどで、三滝渓谷駐車場に着く。
但し、バス停からの途中の道は登りが続くので、更に時間がかかるかもしれない。
また、バスを利用する場合、「野村出張所」バス停で乗り換えが必要かもしれないほか、運行や路線などについては要確認。

いずれの場合も、駐車場奥から遊歩道に入り、20~25分程度で最上流の二見滝に着くが、ゆっくり見て回ると1時間程はみておいた方がよい。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真

三滝渓谷の景観と印象
愛媛県西予市にある「三滝渓谷」は、城川町窪野地区を流れる三滝川の支流にある。
周辺は「三滝渓谷自然公園」としてよく整備されていて、遊歩道も歩きやすい。

駐車場の奥からはじまる遊歩道を歩いて行くと、「うぶ湯の滝」や「ジロウ淵」、「タロウ淵」などの滝や淵などが現れるが、ここから先にも「テッポウ淵」や「アカゴ淵」、「二見滝」などが続き、散策していても飽きることがない。

タロウ淵を過ぎると「三滝渓谷茶堂」という休憩所も設けられていて、一息入れるのにもちょうどよい距離にある。

滝や淵の近くには、それについての逸話などが書かれた説明版も設置されていて、景観を楽しむ参考にもなっている。

この説明版のお陰で、滝などを見落とすこともないが、遊歩道の途中には分岐などもないので、途中で迷うようなこともない。
急な斜面などには、鉄製のしっかりとした階段も設置されているので、あまり山や渓谷などを訪れない人でも、安心して散策することができる。

ただ、この階段はやや急なところもあるので、その様なところはゆっくりと進んで行くようにすればよい。

遊歩道を歩いて行くと、やがて林道と交わるが、ここには橋が架かっていいて、二見滝はこの橋の上からでも見ることができる。

ここまで、入り口から20~25分程だが、休憩を含め、ゆっくりと見て歩いて行くと、1時間ほどはかかるかもしれない。

二見滝は、ふたつの滝をひと目で見ることができることから「二見」と名付けられているが、このふたつの滝は違った沢から流れ落ちている。

異なった沢から流れ落ちるふたつの滝をひと目で見ることができるのは、全国でも珍しいと言われていて、林道に架かる橋の上から見ると、その様子がよく分かる。

また、ふたつの滝がつくる滝壺は、「ナベ淵」、「トックリ淵」と呼ばれていて、それぞれに趣が違っている。

この二見滝のところから林道を少し行くと駐車場あるので、二見滝へは自動車でも来ることができるが、できれば下流側から遊歩道を歩いて来る方がおもしろい。

三滝渓谷には、これらの他にもいくつもの滝や淵があるので、景観を楽しみながら遊歩道を歩いて来ても、時間が過ぎるのを忘れてしまう。
遊歩道は更に続いていて、橋のところにある林道脇から遊歩道を登って行くと、「ヨゼン淵」、「カンス淵」などをつくる滝も流れ落ちている。

時折、鳥の声が聞こえ、春の新緑や秋の紅葉、冬の雪化粧など、三滝渓谷は四季折々の景観が楽しめる所である。

ところで、三滝渓谷は次から次にと滝や淵が現れてくるが、この渓谷には花こう岩や石灰岩、凝灰岩などのほか、れき岩や砂岩、泥岩など、さまざまな堆積岩が見られる。
この様な種類が異なる岩石が接する面や断層面は侵食されやすい特徴があり、それによって三滝渓谷は滝が多い渓谷になったと言われている。

自然公園の中には、これらに関する「地質館」もあるので、時間があれば覗いてみるのもおもしろい。


三滝渓谷への交通・アクセス
さて、三滝渓谷へは県道2号線から入って行くことになるが、自動車の場合、松山自動車道・西予宇和インターからだと、インターを降りた先の交差点を「野村」方面へ向かって左折する。
左折した道は県道29号線で、しばらくはそのまま走って行く。

やがて肱川を渡る「出合大橋」があり、そこからは国道441号線にもなるが、そのまま直進して「野村」方面へ進む。

道なりに走って行くと、国道441号線は右へ向かい、「鬼北・城川」方面へ続くようになる信号機のある交差点があるので、この交差点を右折して、そのまま国道441号線へと進む。

右折して国道441号線を進んで行くと「桜が峠トンネル」を潜るようになるが、トンネルを抜けた先に分岐があるので、この分岐は直進して、「鬼北・城川」方面へ向かう県道35号線へ進む。

直進して進んで行くと、やがて突き当りになり、国道197号線と交わるようになるので、この分岐は「須崎・鬼北」方面へ向かって右折する。

しばらく行くと県道2号線との分岐があるので、この分岐を左折して、「四万十・土居」方面へ向かう。
ここには道路標識があり、「← 三滝渓谷自然公園 5.9km」の案内標識も立てられているので、見落とすことはないと思う。

あとは道なりに走って行くと、道路右側に「← 500m 三滝渓谷・びっくりはうす・地質館」の案内標識があるので、ここを左の脇道へ入る。
但し、この案内標識は小さいので、見落とさないように注意する。

そのまま500m程進むと、三滝渓谷の駐車が右側にある。
ここには案内板のほか、ビックリハウスの建物があるのですぐに分かる。

脇道に入ってからの道は幅が狭くなるが、舗装もされているので特に問題はない。
ただ、離合はできないので、運転には注意して進むようにする。

ここまで、西予宇和インターから45~55分程度で、駐車場にはトイレも設置されている。
また、自然公園の中には、ビックリハウスや地質館などのほか、城川自然ロッジ等の施設もあり、全体によく管理・整備されている。

その他の写真
テッポウ淵 アカゴ淵
▲テッポウ淵 ▲アカゴ淵
二見滝 駐車場にある案内図
▲二見滝 ▲駐車場にある案内図

駐車場奥にある遊歩道入り口 入り口近くの遊歩道
▲駐車場奥にある遊歩道入り口 ▲入り口近くの遊歩道
遊歩道の様子 急斜面などに架けられている橋や階段
▲遊歩道の様子 ▲急斜面などに架けられている橋や階段


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