高知県室戸市室戸岬町にある「室戸岬」

室戸岬  高知県室戸市

室戸岬
室戸岬
明治32年設置の室戸岬灯台 灯台付近からの眺望
▲明治32年設置の室戸岬灯台 ▲灯台付近からの眺望
形成過程が珍しいビシャゴ岩 ビシャゴ岩付近の海岸
▲形成過程が珍しいビシャゴ岩 ▲ビシャゴ岩付近の海岸
室戸岬
高知県室戸市にある「室戸岬」は、太平洋を望む景観が素晴らしく、変化のある海岸風景は心に残る

●景観と印象

住所
高知県室戸市室戸岬町

交通
電車やバスの場合、土佐くろしお鉄道の「ごめん・なはり線・奈半利駅」からだと、付近にある高知東部交通・「奈半利駅」バス停から「室戸岬」バス停まで50~60分ほど乗車する。

バス停は岬の先端辺りになるので、付近から太平洋を眺めることができる。

また、高知東部交通バスは、土佐くろしお鉄道・「ごめん・なはり線・安芸駅」からでも、室戸岬を経由し、甲浦の間まで運航しているが、いずれの場合も、バスの運行や路線、乗り換えなどについては要確認。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
室戸岬の景観と印象
高知県室戸市にある「室戸岬」は、室戸半島の先端に位置していて、太平洋に向かって大きく突き出している。

国の名勝地でもあり、室戸阿南海岸国定公園に指定されているが、「室戸岬亜熱帯性樹林および海岸植物群落」は、国の天然記念物にも指定されている。

周辺の景観は素晴らしく、岬の上にある室戸岬灯台辺りからの眺めは広大で素晴らしい。

しかし、海岸に降りて見ると、高台から眺めるのとは違い、変化に富んだ海岸の様子に改めて感嘆する。
海岸には遊歩道が整備されていて、次々に現れる奇岩や海岸段丘、磯の様子など、散策していても飽きることがない。

「ビシャゴ岩」と呼ばれる奇岩は、室戸がまだ海底にあった頃(およそ1400万年前)、地層にマグマが水平に入り込み、更にそれがほぼ垂直に回転したとされる珍しい岩で、よく目立つ。

「烏帽子岩」と呼ばれる奇岩も目に付くが、この岩は、名前のように、烏帽子のような形をしていて、やはり1400万年前頃に形成されたとみられている。

他にも目に留まる奇岩が多いが、岬の東側では日出、西側では日の入りを見ることができ、「月見ヶ浜」と呼ばれるところから眺める名月も、さぞかし美しいものだろう。

一方、室戸岬は、太平洋に面していることから波は荒く、強風が吹くことでも知られている。
岩礁に波が打ち付ける様子は清々しくもあるが、海岸付近では、あまり海際には近づかない方がよさそうである。

ところで、岬の上には室戸岬灯台が建てられているが、この灯台は明治32年(1899年)に設置された古いものだが、レンズの直径は2m60cm、凡そ49km先まで光が届くとされている。

また、室戸周辺には弘法大師所縁のものが多く、灯台付近にある最御岬寺は、山門をはじめ、本堂や多宝塔、鐘楼などが建ち並び、四国八十八か所の札場になっている。

更に、徳島方面から国道55号線を走ってくると、道路沿いに洞窟があるのが目に留まる。
この洞窟はふたつあり、左の洞は「御厨人(みくろど)窟」で、洞内には五所神社が祀られ、右側のものは「神明窟」で、神明宮が祀られている。

「御蔵洞」とも呼ばれる御厨人窟に入ると、中から見えるのは空と海だけで、弘法大師・「空海」の法名は、この眺めに深く感銘したからだと云われている。

この時は、どちらもの洞も立ち入れ禁止になっていたのが残念ではあったが、御厨人窟の中で聞く波音は、「日本の音風景100選」に選ばれている。

いずれにしても、室戸岬は素晴らしく、海岸に降りてみると、その素晴らしさがよく分かる。

高知県では、西の端に「足摺岬」が太平洋に突き出していて、そこから眺める太平洋の眺めも素晴らしい。

しかし、どちらの岬も趣が異なっていて、おもしろく、高知県には心に残る海岸風景も多い。


室戸岬への交通・アクセス
さて、室戸岬へは、自動車の場合、高知市からだと、国道55号線を東へ進み、およそ2時間ほど。
徳島市からだと、国道55号線を南へ向かい、およそ3時間ほどはかかる。

その他の写真
烏帽子岩付近の様子 遊歩道などの様子
▲烏帽子岩付近の様子 ▲遊歩道などの様子
磯の様子 海岸の様子
▲磯の様子 ▲海岸の様子

海岸で見られる奇岩 遊歩道からの眺め
▲海岸で見られる奇岩 ▲遊歩道からの眺め
打ち寄せる波の様子 付近にある最御崎寺
▲打ち寄せる波の様子 ▲付近にある最御崎寺


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