鳥取県琴浦町一向ヶ平にある「大山滝」

大山滝  鳥取県琴浦町

大山滝(滝見台から)
▲大山滝(滝見台から)
滝前からの眺め 滝見台から見る上方部分の様子
▲滝前からの眺め ▲滝見台から見る上方部分の様子
滝見台から見る滝壺の様子 沢からの眺め
▲滝見台から見る滝壺の様子 ▲沢からの眺め
大山滝
鳥取県琴浦町にある「大山滝」は、日本の滝百選にも選ばれている大きな滝で、一向ヶ平地区を流れる加勢蛇川の上流部に流れ落ちている

●景観と印象

住所
鳥取県東伯郡琴浦町一向ヶ平

落差
落差 43m程度

交通
米子自動車道・蒜山インターからだと、県道114号線から県道45号線、県道44号線などを経由して、インターから40分程で一向平キャンプ場に着く。

電車の場合、最寄り駅はJR山陰本線・浦安駅になるが、そこからバスなどの公共交通機関については要確認。

いずれの場合も、キャンプ場から滝見台まで45〜50分程で、自然道はよく整備されていて歩きやすい。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
大山滝の景観と印象
鳥取県琴浦町にある「大山滝」は、一向ヶ平地区を流れる加勢蛇川(かせちがわ)上流部に流れ落ちている。

滝見台からだと対岸にその姿を見ることになるが、落差のある大きな滝で、はっきりとした滝壺をもっていることも見て取れる。
狭い落ち口から流れ出た水は、やや広がりを見せて下方部へ続いているが、かなりの落差が感じられる。

季節によっては、樹木に隠れて見えづらい部分もあるが、下方部分では小さな段瀑をつくっている。
全体に端正な感じを受ける滝だが、離れていても滝音がよく聞こえてくる。
普段の水量は分からないが、雪解けの時期などは、力強い様子を現わし、滝壺もより広くなるのだろう。

滝前へは、滝見台の先の斜面を降りていくと沢に出るので、その辺りが大山滝の滝前で、ここからだと間近で見ることができる。
滝前からだと、主に下方部分を見ることになるが、この部分だけでも見応えがする。

また、ここから見ると、上段部分がやや奥まっているので、遠近感が感じられる。
滝からの水は、左へと向かって流れていくが、河原が広く、滝前がよく開けているので清々しくもある。

大山滝の総落差は40〜45m程で、県内一大きい滝とも言われているが、同じ琴浦町には「鱒返しの滝」があり、落差だけならこちらの方が少し大きいようにも見える。

また、鳥取県内にはより大きな滝があるようだが、大山滝は落差だけでなく、辺りの景観も含めて素晴らしい。
日本の滝百選にも選ばれているが、それも頷くことができる滝で、秋の紅葉の時期には、鮮やかな姿を現すのだろう。

ところで、滝近くの説明板によると、かつての大山滝は三段の段瀑であったらしいが、室戸台風(昭和9年)の影響によって、上段28m、下段15mの二段の滝になったと記されていて、イラストも描かれている。

しかし、その様には見えないので、調べてみると、2011年の台風12号の被害により、更に左岸の断崖が大崩落し、落差15m程の下段の滝のほぼ全てが変わってしまったらしい。

以前の姿は見ていないのは残念だが、大山滝は、現在も心に残る景観を現わしている。
これからも、自然の力によって姿を変えることもあるのだろうが、それでも、大山滝は流れ続けることだろう


大山滝への交通・アクセス
さて、大山滝へは「一向平キャンプ場」を目指す腰になるが、自動車の場合、米子自動車道・蒜山インターからだと、インターを降りた先の交差点を直進し、「大山・蒜山」方面へ進む。

しばらく道なりに走って行くと、県道114号線との分岐があるので、この分岐を「大山」方面へ向かって左折する。
この分岐には信号機などは設置されていないが、辺りは開けていて、よく目立つ案内板なので、見落とすことはないと思う。

あとは、ほぼ道なりに走って行けばよいが、途中、県道114号線から県道45号線へ進むことになる。
また、県道45号線を走って行くと、県道44号線への分岐があるので、この分岐は左折して「琴浦」方面へ進む。

この分岐のところには「← 8km 大山滝」などの案内標識も立てられているので、それに従って県道44号線へ進む。

左折した道は九十九折りのようなっているが、これを曲がり切った辺りに「← 大山滝・一向平」の案内標識があるので、この分岐を左へ入る。
左折して進んで行くと、道路左に「← 3km 大山滝・1km 一向平野営場」の案内標識が立てられていて、右にも木製の案内標柱が立てられている。

この分岐を左折して進んで行くと、道路左にキャンプ場の駐車場があるので、自動車はここを利用することになる。

ここまで、蒜山インターから40分程だが、冬期には一部通行止めになる場合もあるので、気象状況などによっては要確認。

また、琴浦町役場や国道9号線の琴浦東インター辺りからだと、県道44号線を利用して、30分程で駐車場に着く。

大山滝へは、駐車場の奥から延びる自然歩道を歩いて行くが、道は全体に歩きやすく、よく整備されている。
川音や、時折聞こえる鳥の声などを聴きながら歩いて行くと、20〜25分程で大きな吊り橋がある。

吊り橋手前の道はやや急な下りになっているが、橋から谷までの高さは30m程で、ここから眺める辺りの景観も素晴らしい。

橋を渡ってからは勾配のある上りになるが、それを過ぎると全体に平坦で、橋から20〜25分程も歩くと、滝見台に着く。
ここからは大山滝の全体を見ることができるが、やはりその景観には感嘆する。

滝前には、滝見台の先から降りて行くことができるが、斜面はやや急なので、鎖やロープが張られている。
これに頼れば特に問題はなく、ほどなく滝前になる河原に降りることができる。

その他の写真
キャンプ場にある案内板 キャンプ場からの山道の様子
▲キャンプ場にある案内板 ▲キャンプ場からの山道の様子
吊り橋手前の山道 大山吊り橋
▲吊り橋手前の山道 ▲大山吊り橋

吊り橋からの眺め 吊り橋からの山道
▲吊り橋からの眺め ▲吊り橋からの山道
滝見台近くの山道 滝見台にある説明板
▲滝見台近くの山道 ▲滝見台にある説明板

やや左からの眺め やや下流からの眺め
▲やや左からの眺め ▲やや下流からの眺め
下流側の様子 大山滝
▲下流側の様子 ▲大山滝

●このページの上へ