![]() |
||||||||
| ▲直谷不動滝
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
| 直谷不動滝の景観と印象
兵庫県朝来市にある「直谷不動滝」は、生野町上生野地区を流れる市川の支流に流れ落ちている。 上下二段、落差15m程の段瀑で、滝前はよく開けていて、近くまで寄ることができる。 正面から見るのと斜めから見るのとでは、自ずと趣が違っているが、斜めから見ると下段部分は案外傾斜があることが分かる。 滝口は広く、力強い感じがする滝で、下段の中央辺りには甌穴らしいものも見られる。 この日は水量が少なかったようで、この甌穴らしい様子はよく確認できなかったが、この部分には、ちょうど倒木が被さっているのも残念ではある。 名前のように信仰の滝でもあり、滝の中程、左側の岩肌には不動尊が安置されているが、狭い滝壺を挟んで、滝のすぐ前には、水の流れを遮るように大きな岩がある。 この岩は人工的な形をしていて、岩の上には石柱が立てられている。 何か法事が行われるような様子が伺えるが、滝の手前には滝見堂か籠り堂、或いは休憩所かもしれないが、簡単ではあるが小屋が建てられていることからも、ここが行場になっていて、信仰の対象となっていることがよく分かる。 水量が少なくても力強い感じがする滝だが、水量が多いと幅広い落ち口いっぱいに水が流れ落ち、滝前の岩の上に立つと飛沫を浴びるのかもしれない。 その様な中で行や法事を執り行うのだろうかなどと思い浮かべると、この滝と周辺がいっそう厳かな雰囲気に包まれているように感じられる。 辺りは閑静で、滞在中に鹿の鳴き声を何度か聞いたが、このような人里離れたところで修行をするのは、さぞ厳しいことだろうとも察せられる。 ところで、直谷不動滝の周辺は「直谷渓谷」と呼ばれていて、美しい渓谷美が楽しめる。 不動滝までの途中の林道からでも渓流滝などを眺めることができるので、沢まで降りてみるのもよいかもしれない。 また、この地域は渓谷が多く、銀山湖の近くには「法道渓谷(法道寺渓谷)」、魚ヶ滝荘キャンプ場辺りからの市川沿いには「黒川渓谷」があり、それぞれ「法道渓谷・一の滝」や「魚ヶ滝」などがある。 直谷不動滝への交通・アクセス さて、直谷不動滝のある直谷渓谷は国道429号線から入るので、生野方面からだと銀山湖や、その先にある魚ヶ滝荘キャンプ場を目指すことになる。 銀山湖や魚ヶ滝荘キャンプ場までは、国道の所々に案内板もあるので迷うことはないと思うが、直谷渓谷へは、国道429号線を銀山湖の北岸沿いに走り抜け、更にこの先にある魚ヶ滝荘キャンプ場も通り過ぎる。 自動車の場合だと、播但道・生野インターから魚ヶ滝荘まで20〜25分程度だが、そこから5分ほど走ると、黒川橋を渡ることになる。 この黒川橋を渡ったすぐのところに不動滝へ向かう林道との分岐があるが、林道へは一般車両は入れないようなので、自動車は、この橋の袂辺りが少し広くなっているので、その辺りに駐車することになる。 また、生野方面からだと、黒川橋は道が左へと曲がるところにかかっていて、この橋までは川を左に見ていたが、この橋を越えると川は右側に見えるので、川が右側に見えるようになったら行き過ぎている。 この黒川橋を渡ってからの分岐左手には「直谷渓谷・直谷不動尊」の標識があるので、そこから林道へ入っていく。 林道に入れば、そのまま道なりに進んで行くが、道は一か所だけ法面が崩落しているようなところがあるが、特に危険なことはなく、全体に歩きやすい。 上り坂を10〜15分ほど歩くと、左手に「直谷不動尊入口」の案内板がかかっているので、ここから沢へと下っていく。 案内板からはすぐで、斜面を降りると、遠くからでも滝を遠望できる。 また、青垣方面からだと、国道429号線を生野方面へ走り、せせらぎ荘キャンプ場を過ぎて少しばかり走ると黒川橋に着く。 せせらぎ荘キャンプ場から最初の橋が黒川橋になるが、林道入り口にある「直谷渓谷・直谷不動尊」の標識は、生野方面からだと目に留まりやすいが、青垣方面からだ分かりづらい。 また、直谷不動滝への林道は、生野方面からだと逆戻りするように坂道を上ることになるが、青垣方面からだと右に上り坂が見える。 |
| その他の写真 |
![]() |
![]() |
| ▲生野方面から見る黒川橋 | ▲黒川橋の先にある直谷渓谷入り口 |
![]() |
|
| ▲林道の様子 | ▲渓流に見える小滝 |
![]() |
![]() |
| ▲直谷不動滝への入り口 | ▲滝への降り口 |
![]() |
![]() |
| ▲滝道へ入ってからの様子 | ▲直谷不動滝・遠望 |