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| ▲闘龍灘の滝・全景
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| 闘龍灘の滝の景観と印象
闘龍灘は、兵庫県加東市を流れる加古川の本流にある景勝地で、辺り一帯は奇岩が連続して起伏している。 この奇岩は川幅いっぱいに広がっているため、この辺りの流れは複雑で、激流や滝などをつくり出し、独特の景観をなしている。 「ひょうご景観ビューポイント150選」にも登録されていて、訪れる人も多いのか、周辺はよく整備されている。 この「闘龍灘の滝」は、落差3m程だが、幾筋もの流れになって、幅は25mほどはあると言われている。 右岸には公園が整備されていて、ここから一帯を眺めることができるが、奇岩で造られている中洲にも、公園からすぐに降りて渡ることができる。 中州に降りれば滝を間近に眺めることができるが、水量は豊富で、落差こそ小さいが、いっそう力強い感じがする。 中洲もよく整備されていて、散策するにはおもしろく、様々な水の流れや岩の様子を楽しむことができる。 特に、中洲の中程には運河のようになっている水道が目につくが、これは人工的に造られたもので、明治期に水運の利便のために造られている。 加古川は東播磨の重要な流れだが、かつては水運もよく栄え、多くの船が往来していた。 しかし、ここ闘龍灘は船では通ることができず、一度上流側、或いは下流側で荷を下ろし、再び下流側や上流側で荷を積み込んでいた。 これを解消するため、岩を削り、船が通れる水路が造られたのだが、この水路は、規模こそ小さいかもしれないが、どこか渓谷の様子を彷彿させる。 また、水運が栄えていた頃には、周辺の村などもよく栄えたと言われているが、公園付近の旧街道などを歩いてみると往時をしのぶことができる。 公園に隣接して観光用の無料駐車場が用意されているが、この少し下流が闘龍灘の終わりになっている。 闘龍灘は駐車場からでも眺めることができるが、この辺りの川岸にも簡単に降りることができるので、下流側からの眺めを楽しむのもよい。 ところで、幅のある滝の様子は、どこか三木市の「黒滝」を思い出させるが、幅は黒滝ほどでもないが(黒滝の幅は30m程度)、この闘龍灘の滝は辺りの景観と相まって、実におもしろい。 奇岩の規模も思っている以上に大きく、西にある五峰山の頂上付近にある光明寺の駐車場からでも遠望することができる。 ここから眺める闘龍灘は、名前のように、龍が躍動し、闘っているように見える。 闘龍灘の滝への交通・アクセス さて、闘龍灘の滝へは、自動車の場合、中国縦貫自動車道・滝野社インターからだと、インターを降りて国道175号線を西脇方面へ進む。 しばらく進むと「闘龍灘東」の交差点があるので、ここを左折する。 左折してから少し行くと加古川を渡るようになり、この辺りから左手に闘龍灘が見えので、橋を越えた少し先の分岐を左へ入る。 この交差点には目印などがないが、すぐ先に信号機のある「滝」の交差点が見えているので、その手前を左へ入る。 左折した道は細くなるが、少し行くと左に滝公園があり、そのすぐ先を左へ入ると、河川際の駐車場に着く。 ここまで、インターから10分もかからず、公園の先にも第二駐車場がある。 駐車場は加古川沿いにあるので、滝は少し上流側の公園付近から近くに行くことができる。 また、光明寺は、新緑や紅葉の名所として知られているが、辺りは正平6年/観応2年(1351年)の足利尊氏・高師直の軍と、足利直義・石塔頼房などの軍との間で起こった合戦・光明寺合戦の場としても知られている。 自動車なら、闘龍灘公園の駐車場から光明寺の駐車場まで10分もあれば着くので、闘龍灘を散策したのち、訪れてみるのもよいかもしれない。 |
| その他の写真 |
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| ▲散策路からの景観 | ▲人工的に造られた水路 |
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| ▲水路の様子 | ▲峡谷のような水路 |
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| ▲駐車場辺りからの眺め | ▲下流側の様子 |
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| ▲光明寺山門 | ▲光明寺からの遠望 |