兵庫県三木市細川町にある「御衣の滝」

御衣(みころも)の滝  三木市細川町

御衣の滝
▲御衣の滝
滝周辺の様子 滝近くの洞
▲滝周辺の様子 ▲滝近くの洞
御衣の滝・全景 教海寺
▲御衣の滝・全景 ▲教海寺
御衣(みころも)の滝
兵庫県三木市細川町にある「御衣(みころも)の滝」は、脇川地区を流れる脇川に流れ込んでいる伏流水からなる滝で、近くには「脇川の念仏水」と呼ばれる湧水がある

●景観と印象

住所
兵庫県三木市細川町脇川

落差
落差 5m程度

交通
自動車の場合、山陽自動車道・三木東インターからだと、県道85号線や県道20号線などを利用して、滝のある教海寺まで15分程度。

電車やバスの場合、神戸電鉄粟生線・三木駅からだと、付近にある神姫バス「神鉄三木駅『福有橋』」バス停から「佐野」バス停まで20分ほど乗車する。
そこから教海寺まで、徒歩40〜50分程度。
但し、バスの運行や路線などについては要確認。

滝へは、教海寺の向かいにある耕作地の脇を歩いて行き、教海寺から5分程で滝前に着く、
尚、教海寺近くからの道が通れるようなら、すぐに滝前に着く。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
御衣の滝の景観と印象
兵庫県三木市細川町にある「御衣(みころも)の滝」は、脇川地区を流れる美嚢川の支流・脇川に流れ込んでいる。

落差は5m程だろうか、水量は少なく、水は滴るように落ちている。
写真ではほとんど分からず、水音よりも、鳥の声の方がよく聞こえるほどである。

この滝は、同市志染町にある「薬師寺観音堂の滝」など同様、沢などからの流れではなく、伏流水からなる滝のようで、近くには「脇川の念仏水」と呼ばれている湧水があり、御衣の滝も、この湧き水からの流れと言われている。

滝の横にも洞窟のようなところがあり、こちらの方は水が流れ落ちているのが分かったが、御衣の滝とは関係がないのだろう。

また、滝の近くには作業小屋か籠り堂の様な建物も建てられているが、滝下には不動尊の石仏が祀られていて、信仰の滝であることが分かる。
滝近くには教海寺があるが、御衣の滝も教海寺の境内になっているのだろう。

教海寺の創建は古く、寺伝によると白雉2年(651年)、法道仙人によって開基されたと伝えられていて、延暦14年(795年)には、弘法大師・空海が三年間修行したとも伝えられている。

隣接するように湧き出ている「脇川の念仏水」も、かつて、「空海が杖で地面を突き刺して水を湧き出させ、水が乏しい村を救った」という伝承も伝わっている。

御衣の滝も、その当時から流れ落ちているものであろうが、以来、ずっと枯れることがないということは、やはり感慨深いものがある。

ところで、かつての教海寺は実に大きな寺で、四十八坊を数えたと言われているが、現在も、本堂は県道を挟んだやや離れたところにあり、往時の様子が偲ばれる。

寺は、羽柴秀吉の三木城攻めの折、城に米を送っていたことから焼き討ちにあって荒廃したが、檀家の人たちの熱心な寄進により、徐々に再建が進み、元和元年(1615年)には大師堂も再建されている。

この時、運よく教海寺の方にも話を聞くことができたが、御衣の滝は近年水量が少なくなっているとのことで、台風の被害によって、寺近くからの道も崩落しているため、通行禁止になっているとのことだった。


御衣の滝への交通・アクセス
さて、御衣の滝へは、自動車の場合、山陽自動車道・三木東インターからだと、インターを降りた先の交差点を「社・吉川」方面へ向かって右折する。

右折した道は県道85号線で、しばらく走って行くと、「谷口」の交差点があるので、この交差点を「加東・天神」方面へ向かって左折して、そのまま県道85号線を進む。

道なりに走って行くと「豊地」の交差点があるので、ここを左折して「三木市街」方面へ進む。
左折した道は県道20号線で、少し走って行くと「細川なか」の交差点の先で細川橋を渡って美嚢川を越えるようになる。

この細川橋を渡った道路右側に「脇川山・教海寺」の石柱があるので、橋を渡ってすぐの分岐を右へ曲がる。

あとは道なりに走って行くと、道路右側に「← 教海寺・脇川の念仏水」と書かれた案内板があるので、ここを左へ曲がって行けば教海寺に着く。

ここまで三木東インターから15分程で、自動車は教海寺の駐車場や、その先にある念仏水のところに止めることができるが、付近の滝への入り口は立ち入り禁止になっているので、御衣の滝へは向かいの耕作地から入って行くことになる。

この場合、教海寺へ向かう分岐の手前の道路右側に橋が架かっている。
この橋を渡ると大歳神社で、参拝を兼ねて自動車はここの駐車場を利用してもよい。
ただ、この橋は狭いので、侵入する時にはゆっくりと入って行った方がよい。

この橋の向かいは耕作地になっていて、教海寺と、そこから延びる遊歩道も遠望できる。
滝へは、この耕作地の右横からあぜ道を進んで行くと、2〜3分もあれば滝前に着く。
道路からでも、作業小屋のような建物が見えるので、滝はその辺りに流れ落ちている。

その他の写真
教海寺・大師堂 教海寺・本堂
▲教海寺・大師堂 ▲教海寺・本堂
大歳神社の駐車場 神社の前の耕作地
▲大歳神社の駐車場・奥に教海寺が見える ▲神社の前の耕作地・滝へは、右のあぜ道を歩いて行く

大歳神社 大歳神社・境内
▲大歳神社 ▲大歳神社・境内


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