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| ▲桐野小滝
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| 桐野小滝の景観と印象
豊岡市出石町にある「小滝」は、桐野地区にある東床尾山に源を発していて、普通は「桐野小滝」と呼ばれている。 東床尾山には、違う沢に「大滝」が流れ落ちているが、この小滝は大滝よりもずっと大きく、様子も異なっている。 「小滝」と名前についているので、目にするまでは大きい滝とは思わないが、山道を登ってきて目に入ってきた時には、思わず感嘆する。 大きく見ると三段の段瀑で、落差は30m程度と言われているが、これは主瀑とも見える中・下段部の落差を指しているようにも思う。 下段の滝から下流側にも小さな段瀑が続いているのが見られるので、これを含めると40m程の落差はあるように見える。 この小滝を滝下から見上げると、立体的で奥行きのある景観が目に飛び込んでくる。 この辺りからだと上段部分は僅かにしか見えないが、下段部は大きな岩肌をふた筋になって水が流れ落ちている。 この流れは末広がりになっているので、高さだけでなく、小滝は水平方向への伸びやかな感じも与えてくれている。 左斜面を登っていくと、中段から下段部にかけての様子を中心に見ることができる。 落差が大きいこともよく分かるが、下段の滝から更に伸びている段瀑の様子なども見て取れる。 この斜面は急なため、上段部がよく見える辺りまでは登らなかったので、その様子は半ば隠れてしまっているが、更に上にも滝があるのかもしれない。 それでも、この辺りの斜面からの眺めも素晴らしい。 滝のよさは大きさだけではないが、やはり落差は40m近くはあるように見える。 下段の滝から延びる小さな段瀑の流れを入れると、この小滝は相当な落差がある。 滝前も開けているので周りの景観も楽しむことができるが、周辺は閑静で、時折鳥の声が聞こえてくる。 それに、自然林が多いので、紅葉の時期なども美しい様子を見せるのではないだろうか。 この時は水量も程よく思われ、この小滝のよさをじっくりと感じ取ることができた。 いずれにしても、桐野小滝は素晴らしい滝で、心に残る滝でもある。 桐野小滝への交通・アクセス さて、桐野小滝と大滝との分岐までの交通は、大滝のページに記載しているので、小滝へは、大滝との分岐になる駐車場からだと、左にある橋を渡って山道に入っていく。 橋を渡った先はちょっとした広場になっていて、建物があったような石組みの土台がある。 古いものであることは分かるのだが、何が建てられていたのかは分からない。 しかし、大きさなどから察すると、小さなお堂などが建てられていたのかもしれない。 ここを過ぎると山道らしくなるが、小滝までの山道は近畿自然歩道としてよく整備されていて、途中までは東床尾山の登山道にもなっている。 橋のところにある案内板では、「小滝 0.5km」とあるので、大滝と同様、それほど時間はかからない。 道は山道らしくなって登り坂が続くが、5分ほど歩くと東床尾山登山道との分岐がある。 小滝へは分岐の右に架かっている橋を渡らずに、そのまま道なりに登っていく。 この分岐のところには案内標識が設置されていて、「小滝 200m」と記されているので、この辺りで半分以上は登ってきている。 ここまで短い距離ではあるが、登りがずっと続いているので、「200m」と書かれているのを見れば、少しはホッとする。 また、山道に沿うように流れている右側の渓流には、幾つかの渓流滝が見られるが、この分岐である橋の向こうの対岸には「曲がり滝」が流れ落ちている。 東床尾山登山道へ向かうときには必ず目にするだろうが、曲がり滝はこの山道からでもよく見える。 ただ、流れが細いので、水量が乏しい時などは隠れ滝になってしまうのかもしれない。 ここからも右手の沢の様子などを楽しみながら、更に5分程度登っていけば桐野小滝の一部が目に入ってくる。 遠目ながら、小滝を遠望した時には、ちょっとした驚きがある。 そのまま進んで行くと滝前に着くが、ここまで道なりに登ってくれば迷うようなことはない。 小滝まで来れば、分岐である橋を渡ってから500mもないようにも思われ、山道は幅も広くて歩きやすい。 駐車場からでも10分程度で、小さな落石なども多いが、道の周りも開けた感じなので、半ばハイキング気分で登ってくることができる。 |
| その他の写真 |
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| ▲駐車場の先の分岐・左の橋を渡る | ▲橋からすぐにある石組みの土台 |
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| ▲山道の様子 | ▲東床尾山登山道との分岐・小滝まで200m |
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| ▲小滝近くの山道の様子 | ▲桐野小滝・やや遠望 |
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| ▲左斜面から見た桐野小滝・部分 | ▲上段と思われる滝 |