京都府福知山市夜久野町にある「富久貴の滝」

富久貴の滝  京都府福知山市

富久貴の滝
富久貴の滝
休憩所付近からの眺め 富久貴の滝・遠望
▲休憩所付近からの眺め ▲富久貴の滝・遠望
富久貴の滝・全景 落ち口辺りの様子
▲富久貴の滝・全景 ▲落ち口辺りの様子
富久貴の滝 (ぶくみのたき)
京都府福知山市にある「富久貴の滝」は、夜久野町畑地区を流れる畑川の枝沢に流れ落ちている滝で、「日限り地蔵」という言伝えが残っている

●景観と印象

住所
京都府福知山市夜久野町畑

落差
落差 10〜12m程度

交通
自動車の場合、国道9号線からだと、JR山陰本線・下夜久野駅近くの「井田」の交差点から府道707号線に入る。
あとは道なりに進んで行くと、10分程で集落を抜け、滝の案内板のところに着く。

電車やバスの場合、最寄り駅のJR山陰本線・下夜久野駅からだと、福知山市バス「下夜久野駅」バス停から終点の「今里」バス停まで20〜25分ほど乗車する。
そこからは徒歩で、15分ほど歩けば滝前に着く。
但し、バスの運行や経路などについては要確認。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
富久貴の滝の景観と印象
京都府福知山市にある「富久貴の滝」は、夜久野町畑地区を流れる畑川の枝沢に流れ落ちている。
落差は10〜12m程で、水は黒っぽい岩肌を流れ落ちている。

滝前が開けているので、やや離れていても遠望できるが、この滝が見えた時には少しばかりの驚きがある。
滝までは、農道のような道を歩いて来るのだが、滝に近づくと、それまでの景観とは異なって、ずっと山の中に入ったような印象を受ける。

周辺はよく整備されているので、全くの自然という訳ではないが、富久貴の滝の周辺は自然の様子をうまく残している。
辺りも開けているので清々しく、近くには休憩所も設けられているので、ゆくりと過ごすこともできる。

また、富久貴の滝を正面から眺めると、幅広い岩肌にどっしりとした印象を受けるが、この休憩所辺りから見ると、思ったよりも落差も感じられる。
大きくはないが滝壺もあり、水量が多いと、岩肌全体に水が流れ落ちるのかもしれない。

ところで、富久貴の滝には「日限り地蔵」という言伝えが残っている。

滝近くの説明版によると、「江戸末期の頃、長い間床に伏していた病人が、『夢見せ』によって、台風で山から流されて滝壺に落ちていた地蔵尊を引き揚げ、陽当たりのよい場所に祠を建てて安置したところ、病人は元気を取り戻した」と、概ねそのような事が記されている。
この地蔵尊は、少し離れた「ネゴリ谷」の入口に祀られていて、富久貴の滝とは違う谷筋にある。

尚、「富久貴」は「ぶくみ」と読まれ、変わった名前をしている。
この滝の流れをつくる「富久貴山」から取られたのだと思うが、富久貴山は「伏見山」とも呼ばれることから、これが訛って「ぶくみ」になったのだろうか。
詳しいことは分からないが、日限り地蔵の言伝えもあり、読みに相応しい表記だと思う。


富久貴の滝への交通・アクセス
さて、富久貴の滝へは、自動車の場合、国道9号線からだとJR山陰本線・下夜久野駅近くの「井田」の交差点から府道707号線に入って北へ向かう。
あとは道なりに進んで行くと、10分程で集落を抜け、その先に「富久貴の滝 徒歩3分 →」と書かれた案内地図が道路右の分岐のところに設置されている。

この案内地図はよく目立つので見落とすことはないと思うが、ここを右へ入っていくと突き当りになり、この突き当りを左へ歩いて行けば滝前に着く。

自動車は、付近に駐車場などがないので、邪魔にならないところを探して駐車するしかない。

また、北近畿豊岡自動車道・「山東」インターからだと、国道9号線から府道707号線を経由して、30分程で案内地図のところに着く。

案内地図に記されているように、この案内板からだと3分程で滝前に着く。
周辺は整備されているが、全体の景観を損なわず、この滝が地域から大切にされていることもよく伝わってくる。

尚、下夜久野駅の隣の上夜久野駅近くには「やくの玄武岩公園」があり、「玄武岩の滝」もあるので、時間があれば寄ってみるのもよい。

その他の写真
府道にある案内板 農道のような散策路の様子
▲府道にある案内板・ここを右へ入って行く ▲農道のような散策路の様子
滝付近の説明板 滝前から見る富久貴の滝
▲滝付近の説明板 ▲滝前から見る富久貴の滝



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