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| ▲観練瀑・滝前から
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| 観練瀑の景観と印象
京都府福知山市にある「観練瀑」は、喜多地区にある三岳山・金光寺の境内に流れ落ちている。 周辺が開けているので遠望することができるが、観練瀑は下段部分にあたる大きな岩が目に留まる。 この下段部分は、岩が突出しているので、水が分かれて落ちる様子もおもしろい。 滝前に近づくと、落差は15m程に見えるが、あまり近づきすぎると、上段部分をよく見ることができない。 植物が繁茂する時期にはより見づらくなると思うが、やや離れて見ると、奥まったところにも流れがあり、全体の落差は25m程はあるように見える。 全体は幾段かの段漠にもなっているが、下段部の大きな岩が変化をつけているので味わいがある。 ただ、この日の水量は少ないようなので、水が多いと下段部分の岩を覆いつくすような力強い様子を見せるのかもしれない。 また、滝壺辺りには、落石らしい多数の岩が見られる。 多分、台風などの影響によるものだと思うが、滝の周辺は開けてはいるのだが、周辺も台風などの被害に合い、整備されたような印象を受ける。 観練瀑までは、手前にある不動堂辺りから丸太が敷かれた遊歩道が延びているが、かつては、遊歩道も山道のようで、両側には樹木が茂っていたのかもしれない。 ところで、金光寺の歴史は古く、役行者が三岳山の修験道場として開いたのがはじまりと伝えられていて、開山は大化年間(645〜650年)とされている。 ひと目見て大きな寺であることが分かるが、最盛期には七堂伽藍が建てられていて、多くの修験者が訪れたとも言われている。 現在は不動堂や宝篋印塔などを残すだけになってしまっているが、伽藍跡と思われる石組みの土台は見応えがする。 また、寺宝も多く、鎌倉時代後期の愛染明王像や曼荼羅図などが福知山市の指定文化財に指定されている。 「観練瀑」は「不動滝」、或いは「金光寺の滝」とも呼ばれているようだが、観練瀑もかつては修行の場になっていたのかもしれない。 それにしても、滝前から不動堂の方へ振り返ると、丹波地方の山々が眺められるが、その景観は清々しい。 観練瀑への交通・アクセス さて、観練瀑へは金光寺を目指すことになるが、自動車の場合、福知山市街付近からだと、国道9号線の「野花」の交差点を右折して「豊岡・出石」へ向かう。 右折した道は国道426号線で、しばらくは道なりに走っていく。 やがて道路右側に「戸倉口」のバス停があるので、そのすぐ手前の分岐を右折して橋を渡る。 この分岐は分かりづらいが、少し手間の道路右側に「三岳分団 第一部詰所」があり、赤い「消防車車庫」のシャッターがよく目立つので、これにも注意しておくとよい。 また、バス停から少し先には信号機のある交差点があり、道路右には「福知山警察署・三岳駐在所」と「三岳郵便局」があるので、ここまで来ると行き過ぎている。 右折してから10分足らず道なりに進んで行くと、道路が大きく左へと曲がっている所がある。 この曲がり切ったところの左側に「福知山市三岳青少年山の家・みたけ山荘」の案内板が立てられている。 ここは駐車場のような広場になっているので、見落とすことはない。 この広場の先から左へ別れる上り坂があるので、そちらへ進むとすぐに「みたけ山荘」に着く。 金光寺はこのすぐ横にあるので、自動車は山荘の駐車場などを利用されてもらうとよい。 ここまで「野花」の交差点からだと15分程度で、駐車場近くには「金光寺」と刻まれた石柱が建てられているので、石段を登って境内へと入って行く。 見応えのする石組みなどを眺めながら歩いて行くと、不動堂のある伽藍跡の広場に着く。 観錬瀑はこの不動堂辺りから遠望でき、滝前までの道が延びているのも見える。 周辺はよく整備されていて、石柱のところからだと5分程度で、10分もかからない。 尚、国道426号線をそのまま直進して、「登尾トンネル」の手前から左の林道へと入って行くと、1km程で「長谷不動滝」があるので、時間があれば足を延ばしてみるのもよい。 |
| その他の写真 |
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| ▲金光寺正面の様子 | ▲不動堂から延びる散策路の様子 |
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| ▲金光寺・不動堂 | ▲散策路途中から眺める不動堂 |
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| ▲観錬瀑 | ▲滝前辺りからの眺め |