| ▲長走りの滝・部分
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| 長走りの滝の景観と印象
奈良県宇陀郡曽爾村にある「長走りの滝」は、今井地区を流れる青蓮寺川の支流・横輪川に流れ落ちている。 落差30m、長さは100mと言われていて、名前に相応しい規模がある。 長走りの滝は道路際から見下ろすことができるが、植物が繁茂する時期には見づらいかもしれない。 滝前には、道路脇にある名板付近のガードレールを越えて斜面を降りていくことになるが、はっきりとした道はなく、踏み跡らしいところを見つけて降りていくことになる。 しかし、滝前からの眺めは素晴らしく、上から見るのとは全く違った、奥行きのある景観が眺められる。 ただ、長走りの滝は、全体を見ることはできない。 名板付近から降りてくると、長い滑滝のような上方部は見ることができるが、ここから先は川筋が曲がっているので、下方部の様子を見ることはできない。 沢へは名板の手前にあるカーブミラーのところから降りて行けそうだが、そこから沢までは随分と離れていて、やはり道などは見当たらない。 多分、付近に沢へ降りる道があるのだろうが、長走りの滝は途中で曲がっているので、下流側からでも全体を見ることはできないだろう。 しかし、下方部は上方部とは違った様子なのだろうから、いずれは見てみたいとも思う。 それでも、名板辺りから見える滝の前に降りてくると辺りは開けていて、対岸にそびえる絶壁の様子などもおもしろい。 多分、この辺りから見ることができる上方部は、長走りの滝の半分かそれ以下だろうと思うが、その景観は素晴らしい。 また、名板付近から上流部に段瀑を見ることができるが、この滝も長走りの滝の最上段部になっているようにも思う。 ところで、この長走りの滝には大蛇退治の話が伝わっている。 それによると、概ね「天平年間(1532~1554)の頃、付近に恐ろしい大蛇が棲み、人々を悩ましていたが、長野の武人・井上喜曽(あるいは木曽か)という誉れ高き者が、ついに強弓をを放ったところ、大蛇は血しぶきをあげて塩井の山へ飛んだ」という伝承がある。 塩井はここから南東の方角で、退治の途中、大蛇が井上喜曽へ襲い掛かろうと長く縦に走ったところが「長走り」と呼ばれ、それがこの滝の名前の由来になっている。 長走りの滝への交通・アクセス さて、長走りの滝へは、曽爾村役場辺りを目指せば分かりやすい。 自動車の場合、曽爾村役場へは、宇陀市榛原方面からだと、国道369号線・伊勢本街道を曽爾村方面に向かって東へ進む。 曾爾村に入ってからしばらく行くと、「わくわくバス・薮内橋」のバス停の先の道は大きく右へと曲がっていく。 そのまま進むと、右へと曲がった先にある橋を渡ったところの道路左側に「曽爾村消防団第一分団」の建物がある。 この建物の先には、左に逸れる脇道があるので、この分岐を左へ進む。 少し進むと、「曽爾村役場 1.7km」の道路案内があるので、そのまま道なりに進んで行くと村役場に着く。 ただ、この道は細いので、消防団の建物の先の分岐をそのまま直進し、青蓮寺川も超える。 青蓮寺川を越えると県道81号線になるが、そのまま「名張・曽爾高原」方面へ向かって道なりに進んで行く。 少し行くとトンネルを抜けるが、更に進んで行くと「← 曽爾村役場」の道路案内があるので、ここを左折する。 再び青蓮寺川を越えるが、その先が突き当りになっていて、村役場は突き当りの左側にある。 突き当りの道は、消防団の建物の先の分岐を左へ入った道で、長走りの滝へは、この突き当りを右折する。 (消防団の先の分岐を左へ入った場合は、村役場を通り過ぎて、そのまま直進する) しばらく進むと、「← 赤目・県道784号線」の道路案内があるので、この交差点を左へ曲がる。 この交差点の左角には「← 済浄坊の滝・長走りの滝・兜山登山道入り口」の案内標識も立てられているので、それにも注意するとよい。 あとは、そのまま県道を進んで行けばよいが、左折してから1.5km程で、右のガードレールに「県道・赤目掛線 55」の道路標識がある。 付近に来て注意しながら走っていくと、その少し先に「長走りの滝」の案内標識が右に立てられている。 滝下へは案内板付近から斜面を降りていくことになるが、踏みあと程度の道しかなく、急斜面でもあるので足場には注意する必要がある。 また、長走りの滝は、済浄坊渓谷のもっとも下流側にある滝とされていて、ここから少し先に「済浄坊の滝」への入り口があるので、時間があれば足を延ばしてみるのもよい。 |
| その他の写真 |
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| ▲案内板付近の様子 | ▲案内板近くからの眺め |
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| ▲道路から見る長走りの滝 | ▲長走りの滝 |