愛媛県新居浜市種子川山にある「魔戸の滝(窓の滝)」

魔戸の滝  新居浜市種子川山

魔戸の滝
▲魔戸の滝
上方部分の様子 滝見台付近からの眺め
▲上方部分の様子 ▲滝見台付近からの眺め
上方部分・遠望 下流側からの遠望
▲上方部分・遠望 ▲下流側からの遠望
魔戸の滝(樽滝・窓の滝)
愛媛県新居浜市にある「魔戸の滝」は、種子川山地区を流れる西谷川の上流部に流れ落ちている三段の滝で、滝見台からは下段の滝を見ることができる

●景観と印象

住所
新居浜市種子川山

落差
落差 40m程度

交通
自動車の場合、松山自動車道・新居浜インターからだと、県道47号線から「水利記念碑の履歴」と刻まれた石柱の所の分岐を左へ進む、あとは道なりに走って行くと、新居浜インターから25~30分ほどで、林道左に駐車場がある。

電車やバスの場合、JR予讃線・新居浜駅からだと、付近にあるせとうちバス・「新居浜駅」バス停から「山根市民グランド」バス停まで10~15分ほど乗車する。
そこから徒歩で1時間半から2時間はかかるが、最寄りのバス停を含め、バスの運行や路線などについては要確認。

いずれの場合も、山道入り口から5~10分程で、下段の滝前に着く。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
魔戸の滝の景観と印象
愛媛県新居浜市にある「魔戸の滝」は、種子川山地区を流れる西谷川の上流部に流れ落ちている。

落差40mと言われている大きな滝で、山道を歩いて来てこの滝を見た時には、少なからず驚きがある。
但し、滝見台辺りから見ることのできるものは、この滝の下段部分で、中・上段部分の滝は、更に山道を登って行かなければならい。

残念ながら、この時は時間の都合もあって、上・中段の滝へは向かっていないが、ここからの山道は険しくなるようではある。
しかし、この下段部分だけでもかなりの落差があり、大きな黒っぽい岩肌を水が流れ落ちる様子は素晴らしい。

広くはないが、はっきりとした滝壺も見られ、水の流れにも変化があって味わいがある。
よく見ると、下段の滝の上方部分にも流れがあり、この部分を入れると、下段の滝の落差は40mを超しているようにも見える。

ところで、「魔戸の滝」とは珍しい名前だが、この滝は、元々は「樽滝」と呼ばれていたようで、後になっては「窓の滝」と呼ばれている。
それが、どうしたものか「魔戸」と表記されるようになって、入り口にある説明板にも「魔戸の滝」と表記されている。

名前が変遷したことの理由などは分からないが、「樽」は「淵」のことで、この滝の樽は三つあるので、滝見台から見えるものが下の樽(下段の滝)と呼ばれるものになる。

また、説明板には「どのような日照りでも水が枯れることがない」と記されているが、この滝には雨乞伝説も残されている。

「昔、幾につも日照りが続き、遂には田畑もすっかり枯れてしまった。困った村人たちは、この樽淵に棲む竜王に若い娘・お百合を差し出すことにした。差し出されたお百合は、竜王と共に中の樽に姿を消すが、まもなく大雨が降り、田畑も潤った。」と、説明板には概ねそのように記されている。

中の樽(中段の滝)には龍王を祀り、その脇には「百合姫大明神」という祠も建てられているということだが、これについては、中段の滝へ向かっていないので確認していない。

いずれにしても、下段の滝だけしか見ていないが、魔戸の滝は素晴らしい滝で、周辺も自然の様子をよく残している。

上の滝、中の滝もさぞかし見事な景観をつくり出しているのだろうから、いつか機会をつくって眺めてみたいと思っている。


魔戸の滝への交通・アクセス
さて、魔戸の滝へは、自動車の場合、松山自動車道・新居浜インターからだと、インターを降りて左折し、「別子山」方面へ向かう県道47号線へ進む。

しばらく道なりに走って行くと種子川を越えるが、更に走って行くと、道路左に「水利記念碑の履歴」と刻まれた石柱のほか、「植木組合記録」などの石碑が三基建てられている。

このところに左への分岐があり、逆戻りするように左の脇道に入って行くが、この分岐は反対方向からだとよく見えるが、進行方向からだと分かりづらい。

ここを過ぎて少し行くと、左に広い山根公園があるので、そこまで行けば行き過ぎている。
ただ、分岐の手前には「+形道路・交差点あり(+)」の道路標識と、分岐のところには横断歩道があるので、それにも注意しておくとよい。

分岐を左へ入ると、道が狭くなって住宅地の中を通るが、程なく一旦停止の標識と、その先の右角にはカーブミラーが設置されている十字路がある。

ここはそのまま直進するが、よく見ると、カーブミラーの横に「← 魔戸の滝」と書かれた案内標識が立てられている。

十字路を直進すると「新高神社・中野神社」と彫られた石柱のところで道はふたつに別れるが、ここは左の道へ進む。

左へ進むとすぐに松山自動車道の高架下になり、ここに「← 7km 名勝・魔戸の滝」と書かれた案内標識があるので、案内に従って、直進するように林道へ入って行く。
あとは道なりに進んで行くが、舗装されているので特に問題はない。

林道は近年の災害で通行止めになっていたので、一部は荒れたところもあるが、魔戸の滝までの道は修復されている。
ただ、7kmの道のりは思った以上に長く感じられ、ずっと登り坂で、一気に標高を上げていく。

林道を進んで行くと、大きな鉄塔の横を抜けて行き、途中に分岐もあるが、道なりに走って行けば、道路左側に「臨時駐車場」と書かれた案内板が立てられている広場があるので、自動車はそこに止めることができる。

この駐車場は二台ほどの狭いものだが、少し先にも一台分ほどの駐車場がある。
どちらに止めてもよいが、転回場所にもなっているようなので、駐車位置には注意する。

ここまで、新居浜インターから25~30分程だが、林道の状況によっては、もう少し時間がかかるかもしれない。

魔戸の滝へは、駐車場の先から山道が延びていて、ここには説明板も設置されているのですぐに分かる。
入り口付近は階段状になっているが、すぐに山道になる。
しかし、道ははっきりとしていて、所々の樹木には目印のテープも巻かれているので、路に迷うようなことはない。

途中、大きな岩を越えなければならないが、ここにはロープが張られているので、それを頼れば特に苦労することなく越えることができる。

岩を越えると階段状の山道が続いているが、この辺りに小さな滝が流れ落ちている。
この滝は小さいながらも滝壺は淵のように広く、辺りの景観にも味わいがある。
滝壺まで行くことができるので、少しばかり寄ってみるのもよい。

この滝を越えて更に歩いて行くと、程なく魔戸の滝の一部を垣間見ることができ、入り口から5~10分程で下段の滝前に着く。
滝前はよく整備されていて、下段部分の様子を一望することができる。

尚、魔戸の滝の三つの滝を合わせた総落差は150mを超えると言われていて、全長は300m程になると言われている。

その他の写真
県道からの分岐 林道との分岐
▲県道からの分岐(反対方向から見ている) ▲林道との分岐・高架を潜って進む
林道の様子 駐車場になる広場
▲林道の様子 ▲駐車場になる広場

山道入り口の様子 入り口の説明板
▲山道入り口の様子 ▲入り口の説明板
山道の様子 ロープのある岩場
▲山道の様子 ▲ロープのある岩場

岩場を超えた先の様子 広い淵をつくる下流側の小滝
▲岩場を超えた先の様子 ▲広い淵をつくる下流側の小滝
山道からの遠望 滝見台近くからの眺め
▲山道からの遠望 ▲滝見台近くからの眺め

やや手前からの眺め 小滝辺りからの遠望
▲やや手前からの眺め ▲小滝辺りからの遠望
魔戸の滝・下段部 正面からの眺め
▲魔戸の滝・下段部 ▲正面からの眺め


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