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| ▲樽滝
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| 樽滝の景観と印象
愛媛県西予市野村町にある「樽滝」は、旭地区を流れる稲生川の枝沢に流れ落ちている。 整備された山道を歩いて行くと木立ち越しに遠望できるが、滝前に近づいて全体の様子が目に入ると、その景観は印象に残る。 樽滝は20m程の落差があるが、ここまで来て突然現れるような感じの滝なので、目に入った時の印象は強い。 「裏見の滝」とも呼ばれているが、その名の通り、滝が流れ落ちる岩は大きく窪んでいて、洞のようになっている。 寛政七年(1795)年に宇和島藩主・伊達村寿がここを訪れ絶賛したと伝えられているが、樽滝の特徴ある景観を眺めると、頷くことができる。 辺りは閑静で、近くには休憩所も設置されているので、ゆっくりと時間を過ごすことができる。 ここまでの山道もよく整備されていたが、滝周辺もよく整備されているので、清々しくもある。 ところで、樽滝はひと目で信仰の滝であることが分かるが、滝横に建てられている祠には樽滝観音が安置されている。 滝の近くには不動尊や観音菩薩が祀られていることが多く、各地に「不動滝」や「不動の滝」、「観音の滝」などが見られるが、この樽滝は、観音菩薩を祀るに相応しい滝であるようにも感じられる。 また、休憩所辺りの土台は石組みがされているのが見て取れるが、この祠もしっかりとした石組みの土台の上に建てられていることからも、古くから地域の人たちに大切にされてきたことが窺える。 滝裏を通って祠の付近から振り向くと、正面から見るよりも、樽滝はずっと落差が感じられる。 滝下に広がる浅い淵のような滝壺も、結構な広さがあることも見て取れる。 また、樽滝は「裏見の滝」とも呼ばれる他、水しぶきが七色に輝くことから「虹が滝」とも呼ばれている。 しかし、この時は日差しが強すぎたようで、流れの途中で鏡面のような輝きが現れていた。 眺める場所によっては幾分落ち着いた輝きに見えるが、残念ながら虹色の輝きは見ることができなかった。 水量もやや少なかったようなので、淵のような広い滝壺も、あまり水を湛えていなかったのは残念ではあった。 樽滝への交通・アクセス さて、樽滝へは、国道441号線から入って行くことになるが、付近にある「溪筋郵便局」を目指せば分かりやすい。 自動車の場合、松山自動車道・大洲肱南インターからだと、インターを降りて「大洲市内」方面へ向かうと、少しばかりで交差点があるので、この交差点を左折して、「西予市野村・白髭」方面へ向かう国道441号線へ入る。 あとは道なりに走って行くと、20~25分程で、道路右側に「溪筋郵便局」がある。 但し、この郵便局は、反対方向からだと「郵便局」と書かれた標識がよく見えるのだが、大洲方面からだとやや見えづらいので注意する。 樽滝へは、この郵便局を過ぎて500~600m程行くと、宇和島バス「上旭」のバス停があり、そのすぐ先に左へ向かう脇道がある。 この脇道は上り坂になっているが、上り口の右には「← 樽滝」の案内板が立てられていて、この案内板は反対方向からでも見える。 脇道に入って坂を登り切ると突き当りになるが、樽滝へはここを右へ曲がる。 正面のカーブミラーには「樽滝 →」の案内板も架けられている。 右折してからの道は細くなるが、舗装されているところもあって、特に問題はない。 林道のような道をそのまま進んで行くと、やがて終点になり、左に樽滝の説明版が立てられている。 ここまで、インターから25~30分程度で、自動車は林道終点付近がやや広くなっているので駐車することができる。 樽滝へは、案内板の先にある左の坂道を登って行くが、道はよく整備されていて、途中までは舗装もされているので歩きやすい。 そのまま歩いて行くと、やがて木立越しに遠望でき、入り口から10分もかからずに滝前に着く。 ただ、ずっと登りが続くので、もう少し時間がかかるかもしれない。 また、途中で「小樽滝」との分岐があるが、分岐には案内板が設置されていて、道に迷うような事もない。 樽滝へは分岐をそのまま直進するが、ここから右への道を進むと、ほどなく小樽滝がある。 僅かな距離なので、時間があれば寄ってみるとよい。 |
| その他の写真 |
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| ▲国道からの分岐・左の坂道へ進む | ▲林道終点の様子・左の坂道を登って行く |
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| ▲入り口にある説明板 | ▲山道の様子 |
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| ▲小樽滝との分岐・道なりに進む | ▲分岐からの山道 |
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| ▲山道から見る樽滝 | ▲滝近くの休憩所 |
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| ▲祠辺りからの眺め | ▲滝裏から |
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| ▲正面から見る樽滝 | ▲下流側の小樽滝 |