愛媛県伊予郡砥部町にある「白糸の滝」

白糸の滝  砥部町総津

白糸の滝・上段の滝
▲白糸の滝・上段の滝
白糸の滝・全景 階段途中からの眺め
▲白糸の滝・全景 ▲階段途中からの眺め
白糸の滝 注連縄が張られた上段の滝
▲白糸の滝 ▲注連縄が張られた上段の滝
白糸の滝
愛媛県砥部町にある「白糸の滝」は、総津地区を流れる田渡川の支流・中野川の枝沢にある信仰の滝で、石鉄寺境内に流れ落ちている

●景観と印象

住所
愛媛県伊予郡砥部町総津

落差
落差 20m程度

交通
自動車の場合、松山自動車道・松山インター辺りからだと、国道33号線から国道379号線、県道306号線を経由して、滝の入り口まで35~40分程度。
県道379号線に入ってからだと、20~30分程度。

電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、詳細は不明なので要確認。

いずれの場合も、入り口から5分程で滝前に着く。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
白糸の滝の景観と印象
愛媛県砥部町にある「白糸の滝」は、総津地区を流れる田渡川の支流・中野川の枝沢に流れ落ちている。

幾段かの段瀑になっていて、全体の落差は20m程はあるのだろうか。
短い遊歩道を歩いて来ると、すぐに白糸の滝が目に入るが、正面からだと一部が隠れてしまい、全体の様子はとらえにくい。

しかし、上段の滝へと続く右の石段を登って行くと、次第に全体の様子が目に入ってくる。

階段を登り切ると上段部分の前に着くが、上段部分は10~12m程の落差があるように見える。
小さいながらも滝壺をもっていて、すぐ下に続く滝にも滝壺が見られる。
水の流れは、この下から向きを変え、正面から見える下段の滝へと続いている。

それほど大きな滝ではないが、滝全体は奥行きもあり、途中で水の流れも変わっているので、変化があっておもしろい。

ところで、滝前になる下段の滝のところには明王らしい石仏が安置されているが、白糸の滝は権現山・石鉄寺境内に流れ落ちていて、信仰の滝でもある。

石段を登った滝見台になっているところにも、不動尊と観音像らしい石仏が祀られていて、その横には、ほとんど全壊しているような建物も残っている。

白糸の滝は弘法大師・空海が修行した滝とも言われているので、この建物は滝行の為の籠り堂のようなものだったのかもしれない。

また、滝前には注連縄などは見られなかったが、以前訪れた時には上段部分に注連縄も張られていたので、信仰の滝であることがひと目でわかった。

この時は、上段の滝のところに倒木も見受けられたので、台風などの影響を受けたのかもしれず、やや残念ではあった。(後に、倒木は撤去されたようである)
それでも、全体の様子はそれほど変わらず、信仰の滝に相応しい景観を保っている。

尚、資料などを見てみると、「白糸の滝には『お宝の壺』と呼ばれる水触甌穴の奇岩が滝口にある」と記されているのだが、この「滝口」は上段の滝の落ち口のことだろうから、確認することはできなかった。


白糸の滝への交通・アクセス
さて、白糸の滝へは「石鉄寺」を目指して国道379号線から入って行くことになるが、自動車の場合、松山方面からだと国道33号線を南へ向かい、「砥部中学前交差点」を過ぎた先の「砥部焼観光センター」が左にある交差点を右折して、「小田・総津」方面へ向かって国道379号線へ入って行く。

あとはしばらく道なりに走って行くが、15~20分程で、道路左に「道の駅 ひろた・峡の館」がある。

ここを過ぎて少し行くと道路は大きく右へと曲がり、曲がり切った先に「県道306号線・中野川 ↑」の道路標識があるので、ここを直進するように県道へ入って行く。

そのまま進んで行くと「小田」方面への分岐があるが、ここも道なりに県道306号線を走って行く。
やがて、道路左に「← 権現山・ココ」の案内板が立てられているので、ここが白糸の滝への入り口となる。

ここまで、道の駅からだと4~5分程で、自動車は案内板のところが広くなっているので駐車することができる。

案内板の先にある橋を渡って進んで行くと、すぐに「空海堂」が右手にあるので、その手前を左へ向かうと滝への遊歩道がある。
空海堂には境内の案内図が掲げられているので、参考にしておくとよい。
また、「前神寺」のところからでも遊歩道に行くことができるし、遊歩道も舗装されていて歩きやすい。

橋を渡ってから5分もあれば滝前に着き、遊歩道の途中から滝の様子が目に入ってくる。

ところで、砥部町は「砥部焼」でよく知られている町だが、焼き物の陶器にかけて、「陶街道五十三次」という観光名所が設定されている。

白糸の滝がある「権現山(総津権現山)」は、この五十三次の内、三十二番として指定されている。
権現山への山道は、前神寺のところから白糸の滝へ向かう途中から延びていて、山頂まで20分程で登ることができる。

但し、権現山は「広田石鎚」とも呼ばれていて、急な斜面を鎖や梯子を使って登って行くので、人によってはもっと時間がかかるかもしれない。
しかし、山頂からの眺めは素晴らしく、やや広くなっている山頂には豊峰神社も祀られている。

また、県道の入り口のところには「流しそうめん」の幟が立てられていて、橋を渡った左には「権現山流しそうめん」があるので、山登りの後に立ち寄ってみるのもよい。

この他、「かがす淵」のある衝上断層公園も、五十三次の二十二番に、二十四番にはここから手前にある「仙波渓谷」なども指定されているので、時間があれば足を延ばしてみるのもよい。

その他の写真
滝見台辺りから 白糸の滝・下流側
▲滝見台辺りから ▲白糸の滝・下流側
石鉄寺境内 前神寺の手前から滝への道がある
石鉄寺境内 ▲前神寺の手前から滝への道がある

権現山の写真
権現山への山道の様子 この様な梯子がある
▲権現山への山道の様子 この様な梯子が幾つかある
岩の間を進む 梯子と鎖がある
▲岩の間を進む ▲梯子と鎖がある

この様なロープもある 長い鎖場
▲この様なロープもある 長い鎖場
のぞき場からの眺め 山頂の豊峰神社
▲のぞき場からの眺め ▲山頂の豊峰神社


●このページの上へ