![]() |
||||||||
| ▲外泊の高台からの眺め
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
| 外泊の景観と印象
愛媛県愛南町にある「外泊」は、西海地域にある小さな港町で、「石垣の里」として知られている。 外泊は、名前のように、町の中心からもっとも離れた漁港で、入り江に恵まれ、養殖なども盛んに行われている。 ただ、海岸沿いには開けた土地がなく、すぐに山が迫ってきている。 そのため、斜面に民家が集まっているが、その景観にはやや驚きがある。 各民家はしっかりとした石垣の上に築かれていて、それが段々畑のように続いている。 その間に狭い道が延びているが、勾配は強く、急な坂道になっている。 集落内に入ると、まるで城塞の中にいるように感じられ、実際のところ、遠望しても城の石垣のように見える。 そして、やや開けたところから振り返ると入江が広がり、澄んだ海が美しい。 海岸や山地を問わず、時折このような石垣の集落に出合うことがあるが、この外泊の景観は独特のものが感じられる。 近年は移り住む人も多いようで、更地になっているところも見られるが、残された石垣だけを見ても、かつては相当数の人たちの生活があったことが窺える。 往時は漁港もいっそう栄えていて、集落自体も、かなりの活気があったのだろう。 狭い坂道を往来する時には、肩を触れ合うようにして行き交い、挨拶を交わしたことだろう。 独特の景観を現わす漁港では、京都府伊根町の「船宿」などを思い浮かべるが、ここ外泊の様子は、それとは全く違っている。 いずれにしても、城塞のような石垣と澄んだ海が広がる外泊の景観は、強く心に残る。 外泊への交通・アクセス さて、外泊へは、町の中心部を通る国道56号線からだと、「栄町交差点」の西にある交差点から県道34号線へ進む。 この交差点には住所表記などはないが、愛南町役場方面からだと、栄町交差点を過ぎた先に「← 船越・海中公園」の案内標識があるので、見落とすことはないと思う。 反対方向の松山・宇和島方面からでも、この標識があるので、この標識に従って県道34号線へ入る。 あとは道なりに走って行くと、「宇和海展望タワー」や「内泊」などの港を経て、県道34号線に入ってから15分程で駐車場に着く。 自動車は、道路沿いに休憩所があるので、そこの駐車場を利用することができる。 途中の宇和海展望タワーから眺める景観も美しく、付近には「紫電改」の展示館も建てられている。 また、外泊から更に進むと、九州の山並みも遠望することができる「高茂岬」があるので、時間があれば足を延ばしてみるのもよい。 |
| その他の写真 |
![]() |
![]() |
| ▲振り返ると美しい入り江が見える | ▲石垣の横には長い坂道が続く |
![]() |
![]() |
| ▲港の沖に浮かぶ養殖筏 | ▲漁港の様子 |
![]() |
![]() |
| ▲休憩所付近の説明板 | ▲宇和海展望タワー |
| ▲展望タワーからの眺め | ▲展示館の「紫電改」 |