宍粟市波賀町原にある「原不動滝」

原不動滝  宍粟市波賀町

原不動滝・部分
▲原不動滝・部分
上・中段部分 下段の滝
▲上・中段部分 ▲下段の滝
中・下段部分の眺め 原不動滝・全景
▲中・下段部分の眺め ▲原不動滝・全景
原不動滝
兵庫県宍粟市にある「原不動滝」は、原地区を流れる引原川の支流・八丈川に流れ落ちている
「日本の滝100選」にも選ばれている名瀑だが、信仰の滝でもある

●景観と印象

住所
兵庫県宍粟市波賀町原

落差
落差 90m程度

交通
自動車の場合、中国自動車道・山崎インターからだと、国道29号線を北へ向かって進み、「原」の分岐を左へ入る。
あとは道なりに進んで行くと、インターから50分〜1時間程度で駐車場に着く。

電車やバスの場合、山崎インター近くの宍粟市役所からだと、付近にある神姫バス・「山田」バス停から「原」のバス停まで、45〜50分程乗車する。

「原」のバス停は、国道29号線からの分岐のところになるので、そこからは徒歩で、20〜25分程で滝の入り口に着く。
但し、バスの運行などについては要確認。

いずれの場合も、入り口から滝見台まで10分程度。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
原不動滝の景観と印象
兵庫県宍粟市にある「原不動滝」は、原地区を流れる引原川の支流・八丈川に流れ落ちている。
落差は90m程で、養父市にある天滝と共に、兵庫県でもよく知られている滝でもある。

全体は三段の段瀑で、下段部分ではもう一つの流れが流れ込み、ふた筋のように見える。
この下段部分は、右側が男滝、左が女滝とも呼ばれているようで、この下段部だけでも随分見応えがする。

周辺もよく整備されていて、滝の全体は滝見台となる吊り橋の上から眺めることができる。

橋までの遊歩道もよく整備されていて、入り口から階段になっている遊歩道を登ってくると、まず下段部分が目に入る。
遠望することにはなるが、この部分だけでも立派な滝で、ふた筋になった流れが印象に残る。

また、この下段部分が遠望できるところにはベンチも設置されているので、ゆっくりと辺りの景観を楽しむことができる。

更に進んで滝見台となる橋のところに来ると、中段部分が目に入るが、橋の上を先に進むと、上段部分も目に入る。

この時に原不動滝の全体の様子を見ることができるが、周辺の景観とともに、思わず感嘆する。
中段の滝にもはっきりとした滝壺があり、上段と中段部分の落差だけでもかなりあるだろうことが遠望しただけでも分かる。

日本の滝100選にも選ばれているそうだが、この原不動滝は実に堂々としていて、素晴らしい。
この時は水量も十分で、全体の様子が深く心に残る。

時折、ミソサザイだろうか、鳥の声も聞こえ、清々しい。
滝周辺の自然もよく残っていて、四季折々の景観を楽しむことができそうでもある。

また、滝への入り口辺りには立派な不動尊を祀るお堂が建てられているが、この滝は、古くからの信仰の対象にもなっている。
お堂付近にある説明版によると、所縁は随分と古いもので、天保年間より「不動滝」と呼ばれていると記されている。

周辺にはキャンプ場なども設けられていて、原不動滝は観光滝でもあるが、周辺がよく整備されているのは、やはり信仰の対象にもなっているからなのだろう。

ところで、原不動滝は滝見台となる橋の上から眺めることになるのだが、これはやや味気ない感じがしないでもない。
橋の強度を保つためにワイヤーも張られていて、見る位置によっては、このワイヤーが気になってしまうのは残念ではある。

また、遊歩道を歩いていると、以前の遊歩道が脇に延びているのが見られる。
この道は下段の滝前へと続いているようだが、途中で斜面が崩落したのだろうか、大きな倒木が横たわっていて、滝前へ行くには、沢を登って行かなければならない。
しかし、沢は深くもあり、流れも強そうなので、かなり困難なように見える。

また、入り口にある不動堂のところからの山道を登って行けば、中段部分へたどり着くそうだが、この道も崩落などのため、かなり危険なようである。


原不動滝への交通・アクセス
さて、原不動滝へは、国道29号線から入っていくことになる。

自動車の場合、中国自動車道・山崎インターからだと、インターを降りてから、そのまま国道29号線を北へ向かって行けばよい。

途中に国道429号線との分岐などがあるが、それも越えて進んで行くと、やがて道路右に「道の駅・波賀」がある。

ここも過ぎて更に進んで行くと、「原不動滝 ←」などと書かれた大きな案内標識がある。
その先の分岐を左へ入ることになるが、案内板のすぐ先の分岐ではなく、もうひとつ先の分岐を左へと入っていく。

手前の分岐のところには「原」のバス停と待合所があるので、これに注意して、その先の分岐を曲がる。
あとは渓流を右手に見ながら走っていくと、道路左に「原不動滝・駐車場」がある。

尚、分岐から更に国道を3〜4分程走ると、道路右に「そうめん滝」がある。

また、駐車場から少し進んで行くと道は突き当りになるが、2〜3台程度なら、ここの右側に駐車場がある。
ここまで、山崎インターから50分〜1時間程度で、国道から分岐した道も舗装されていて走りやすい。

駐車場のところにはトイレも設置されていて、そこから先は渓流の様子を楽しみながら歩いて行くと、不動堂があり、すぐ先に管理所の建物がある。
ここで200円ほどの整備協力金を払うが、金額については要確認。

管理所から遊歩道を歩いて行くと、石の階段などを登って下段の滝の滝見台を経て、不動滝全体の滝見台となる橋に着く。
入り口から滝見台まで10分程度で、遊歩道はよく整備されている。

尚、管理所の手前にある不動堂からの山道を登って行けば、中段の滝へ行くことができるが、この道は信者の為の道になっていて、一般観光客の入山は断られている。
また、途中の山道は斜面崩落などのため危険で、登って行かない方がよい。

滝見台となる吊り橋から先にも山道が延びていて、登って行くと、やはり全体の様子を見ることができる。
ただ、植物が繁茂する時期などは、やや見づらくなってしまいそうである。

いずれにしても、原不動滝は見事な滝で、何時の時期でも素晴らしい景観を見せてくれそうである。

その他の写真
滝への入り口の様子 管理所までの渓流の様子
▲滝への入り口の様子 ▲管理所までの渓流の様子
管理所手前にある不動堂 遊歩道入り口付近
▲管理所手前にある不動堂 ▲遊歩道入り口付近

遊歩道の様子 周辺の景観
▲遊歩道の様子 ▲周辺の景観
上方部・遠望 上段部
▲上方部・遠望 ▲上段部


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