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| ▲末広滝・滝前から
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| 末広滝の景観と印象
兵庫県養父市にある「末広滝」は、大谷地区を流れる八木川の枝沢に流れ落ちている。 落差30m程の大きな滝で、ひと目見ると心に残る。 末広滝は全体が二段の段瀑で、水は幅広い岩肌を滑滝のように流れ落ちていて、その様子は美しい。 水の流れも、見る位置によっては、逆「く」の字のように見えておもしろく、落差ももう少しあるのかもしれない。 また、この時の水量は少ない方だとは思わないが、水が多いと、よりはっきりと「末広」の流れを現わすのだろう。 ところで、末広滝は信仰の対象にもなっている。 滝前からこの滝を眺めると、信仰の滝であるような印象を受けるが、滝上には不動尊が安置されている。 この不動尊は末広滝の滝上になるが、堰堤の見える滝への入り口から、更に林道を5分ほど進んだ辺りから参道が延びていて、参道口から5分程のところに不動尊の石仏が祀られている。 この為、末広滝は、かつては「不動滝」と呼ばれていたようにも思うが、滝上から急斜面を降りても滝前に辿り着くことができる。 但し、道などはなく、急勾配でもあるので、滝上から降りる場合は長いロープなどを何本か用意しておいた方がよい。 また、堰堤の見える滝への入り口も、不動尊への参道になっているようにも思える。 堰堤の袂から少し先で対岸へ渡ると、古い石垣のようなものがあり、それに沿って山道を歩いて行くが、この石垣は参道の為のものであるように見える。 石垣は放棄田などのようにも見えるが、辺りの様子からだと、やはり参道になっていたのではないかと思う。 はっきりしたことは分からないが、かつては立派な参道が延びていて、滝前付近にも不動尊などが安置されていたのかもしれない。 浅い滝壺の先は落石や倒木などが見られるが、以前は祠などを建てることができる少しばかりの場所があったのかもしれないなどとも思ったりする。 末広滝への交通・アクセス さて、末広滝へは、自動車の場合、北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山インターからだと、インターを降りた先の交差点を左折し、「鳥取・新温泉」方面へ向かう国道9号線へ進む。 しばらく道なりに走って行くと、全但バス・「大谷下」のバス停から少し先に、斜め右へ脇道が延びているので、この脇道へと進む。 この分岐には信号機などはないが、道路左に「国道9号線」と「養父市大谷」の道路標識があるので、それにも注意するとよい。 右への脇道へ入って行くと、消火栓とホース格納箱のある分岐があるので、ここを右へ曲がる。 このホース格納箱は赤いのでよく目立ち、道路左にはカーブミラーと「消火栓」の標識もあるので、必ず目に留まる。 右折してからは道なりに走って行くが、集落を過ぎた辺りから舗装は終わり、所謂林道になる。 そのまま林道へ進んで行くと、程なく道が大きく左へと曲がるところがあり、ガードレールのある小さな橋が架かっている。 この手前に山道入り口があるので、末広滝へはここから入って行くことになる。 ここまで、八鹿氷ノ山インターから15分程で、自動車は、橋の手前付近が広くなっているので駐車することができる。 山道の入り口はやや荒れた様子で、植物が繁茂する時期だと、足元が見えづらく、歩きづらいかもしれない。 しかし、少し進むと開けた感じになり、すぐに堰堤が見えるようになる。 この堰堤は林道の橋から見えているもので、堰堤の袂からは沢沿いに進んで行く。 堰堤の先にはっきりとした山道が延びているのが見えるが、この道は倒木などかあって荒れているので、末広滝へは、堰堤を越えた辺りから沢へ降りていった方が歩きやすい。 堰堤から少し先には、赤いテープの目印が所々の樹木に巻き付けられているので、それにも注意しながら沢へ降りるようにすればよい。 沢沿いに進んで行くと、程なく倒木があり、沢にも何本かの選定されたような樹木が横たわっているので、この辺りで沢を渡って対岸の道を進むようにする。 対岸に渡ると山道が延びていて、そちら側にも赤いテープの目印が目に入るので、そのまま歩いて行くと古い石垣があり、それを過ぎると末広滝の一部が見えてくる。 ここまで入り口から10分程で、堰堤を越えたところから沢へ降りて、適当な場所で対岸に渡ることもできる。 養父市には「日本の滝百選」にも選ばれている「天滝」があるが、この末広滝も強く心に残る。 途中、沢を渡ったり、やや歩きづらいところもあるが、対岸に渡ってからの山道ははっきりとしていて、全景が目に入った時は、少しばかりの驚きがあり、その光景は印象に残る。 滝前には、ゆっくりと腰を下ろせるような場所は少ないが、よく開けているので清々しい。 |
| その他の写真 |
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| ▲滝への入り口・右の山道を進む | ▲林道から見える堰堤(右上) |
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| ▲すぐに堰堤が見える | ▲堰堤を越えた辺りで沢へ降りる |
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| ▲倒木が多くなった辺りで対岸へ渡る | ▲対岸に渡った山道の様子 |
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| ▲途中からの遠望(左上の明るい部分) | ▲やや手前からの遠望 |
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| ▲末広滝・全景 | ▲滝前近くから振り返った山道 |