愛媛県内子町大瀬にある「夫婦滝」

夫婦滝  内子町大瀬熊ノ滝

夫婦滝
▲夫婦滝
段瀑になっている雌滝 雌滝・上方部分
▲段瀑になっている雌滝 ▲雌滝・上方部分
端正な印象を受ける雄滝 雄滝・落ち口付近の様子
▲端正な印象を受ける雄滝 ▲雄滝・落ち口付近の様子
夫婦滝
愛媛県内子町にある「夫婦滝」は、大瀬地区を流れる鵜川の枝沢に流れ落ちていて、雌雄ふたつの滝をひと目で見ることができる


●景観と印象

住所
愛媛県喜多郡内子町大瀬熊ノ滝

落差
落差 20~30m程度

交通
自動車の場合、松山自動車道・内子五十崎インターからだと、国道56号線から国道379号線を経て県道241号線に入り、入り口となる広場まで20~25分程度。
入り口は県道沿いにあり、近くには「程内観光案内」板が立てられていて、斜面の上には観音像が祀られているのですぐに分かるる。
入り口から山道を歩いて、5~10分程で滝前に着く。

尚、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合については、要確認。

●交通・アクセスの詳細
●その他の写真
夫婦滝の景観と印象
愛媛県内子町にある「夫婦滝」は、大瀬地区を流れる鵜川の枝沢に流れ落ちている。

名前のように、雄滝・雌滝のふたつの滝があるが、ふたつの滝を一望することができる。
それぞれの滝の様子が異なっていることもあり、その光景は印象に残る。

山道を歩いて来ると、まず段瀑になった左の滝が目に入るが、この滝が雌滝で、落差は30m程はあるだろうか。
段瀑でもあることから、水の流れにも変化があり、突出した岩によって、流れは途中でふた筋になるが、すぐにひとつになって小さな滝壺をつくっている。

そこからの流れが更に小さな段瀑をつくっているので、見ようによっては、落差は30mを超えているようにも思う。
また、上方部分を見ると、岩陰になっているところからも流れが見えるので、上流側も段瀑などになっているのかもしれない。

一見すると、この雌滝が雄滝のように思えるが、雄滝は右に見える滝で、半ば隠れるように流れ落ちている。
この雄滝は雌滝よりも小さいが、端正な滝で、水はひと筋になって流れ落ち、小さいながらも滝壺をもっている。

そこからの流れが、雌滝の流れとひとつになり、やがて鵜川に流れ込むようになるが、それぞれの滝の様子が違っていて、夫婦滝は味わいがある。

ところで、この雄滝、雌滝の流れは、元はひとつの流れになっているのだろうか。
四国地方では、西予市にある三滝渓谷の「二見滝」や大洲市の「白滝」、徳島県神山町の「雨乞の滝」なども、ふたつの流れを一望できるのだが、二見滝のふたつの滝は、それぞれ違った流れからのものになっているので、この夫婦滝も、異なった流れからのものかもしれない。

また、雨乞の滝も、段瀑と直瀑のふたつの滝が見られるが、大きな段瀑である方が雌滝、まっすぐに流れ落ちていて、少し小さい方が雄滝になっているのは、この夫婦滝と同じになっていておもしろい。

いずれにしても、辺りは自然の様子をよく残していて、夫婦滝周辺もよく開けている。
ここまでの山道には倒木なども見られたが、この滝を見ると清々しく、心も休まる。


夫婦滝への交通・アクセス
さて、夫婦滝へは、自動車の場合、松山自動車道・内子五十崎インターからだと、インターを降りた先の交差点を「中山・内子市街」方面へ向かって右折する。

しばらく進むと、「久万高原町・小田」方面へ向かう国道379号線への分岐があるので、この分岐を左へ進み、国道379号線へ入る。

左へ進むと、道は大きく右へ曲がって、国道56号線の下を潜るようになるが、分岐のところに案内標識があるので、それに従って進めば迷うようなことはない。

国道379号線へ入ってしばらく行くと、「伊予市(中山)」方面へ向かう県道241号線への分岐があるので、この分岐を左折して県道241号線へ進む。
この分岐には信号機や住所表記などがないので、手前の案内標識を見落とさないように注意する。

県道に入ってから道なりに進んで行くと、やがて道路左に休憩所や、斜面の上に観音像が祀られているのが目に入る。
このところは車寄せのように広くなっていて、「程内観光案内」板も立てられていることもあり、見落とすことはない。
ここが夫婦滝への入り口になっていて、自動車は付近が広くなっているので駐車することができる。

ここまで内子五十崎インターから20~25分程で、夫婦滝へは、「程内観光案内」板の横から山道が延びているので、そのまま道なりに歩いて行けばよい。

また、案内板の向いには水車や人形がある小屋があるが、このところに「夫婦滝 二十分」と書かれた名板も立てられているが、滝前までは10分もあれば到着する。

観光案内図には、「ここから300m 徒歩で5分」と書かれているので、「二十分」と書かれた名板は、遊歩道が整備される前からあるものなのだろう。

入り口に入って行くと、山道は渓流沿いに延びているが、道ははっきりとしているので、そのまま進んで行けば迷うようなことはない。
ただ、この時は倒木があり、特に対岸の倒木が多く、渓流の景観を損ねていたのは、やや残念ではあった。

夫婦滝の下流側の渓流の様子もおもしろいが、この倒木がある辺りの渓流の様子も味わいがある。
岩の様子なども特徴的なので、倒木などがなければ、美しい景観を現わすのだろう。

また、一部で道が崩落しているところもあったが、注意して進めば特に問題はなく、山道に横たわる倒木も多くはなかった。

夫婦滝までは、ゆっくり歩いても10分程で、現在は道も修復され、倒木なども撤去されているのかもしれないので、5分程度で滝前に着くかもしれない。

その他の写真
滝への入り口(画面右) 付近にある案内図
▲滝への入り口(画面右) 付近にある案内図
渓流沿いの倒木 山道の様子
▲渓流沿いの倒木 ▲山道の様子

崩落個所の様子 崩落個所から先の山道
▲崩落個所の様子 ▲崩落個所から先の山道
落差のある雌滝 雌滝・落ち口辺り
▲落差のある雌滝 ▲雌滝・落ち口辺り

雌滝・上方部周辺 雌滝・下流側の様子
▲雌滝・上方部周辺 ▲雌滝・下流側の様子
滝壺がある雄滝 下流側の様子
▲滝壺がある雄滝 ▲下流側の様子


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